安全性・燃費性能・利便性を向上

　レクサスは2020年8月6日、同社の高級セダン「ES」を一部改良し、販売を開始しました。

　2018年に日本に導入されたESは、発売時に量産車として世界で初めてデジタルアウターミラーを採用したモデルです。

　今回の一部改良では、デジタルアウターミラーを「F スポーツ」に追加設定するとともに、走行時にモニターから見える他の車両、壁、障害物との距離感を測りやすくする距離目安線の表示機能を追加。

　車速に応じて車両後端から最小5mから最大30mの距離を示す線が表示されるようになります。

　さらにパーキングサポートブレーキ（静止物＋後方接近車両）やブラインドスポットモニターが全車標準設定となるなど、予防安全装備を充実させました。

　また、ハイブリッドバッテリーをニッケル水素電池からリチウムイオン電池に変更することで、燃費性能を向上させています。

　加えてマルチメディアシステムはスマートデバイスリンク、アップルカープレイやアンドロイド オートに対応。iPhoneやAndroidのスマートフォンを12.3インチワイドディスプレイと連携させることで、リモートタッチによる画面操作や音声操作が可能となりました。

　また、置くだけ充電の充電トレイと、センターコンソールのスマートフォン収納スペースを拡大し、より大きなサイズのスマートフォンに対応するなど、利便性を向上させています。

　新型 レクサスES300hの価格（消費税込）は、ES300h version Lが713万円、ES300h F SPORTが648万9000円、ES300hが599万円です。