17年ぶりに復活したトヨタ「スープラ」は歴代モデルをリスペクト!? 伝統と革新とは

2000GTやA80スープラを彷彿させるスタイリング

 新型スープラのデザインは、2シーターのタイトなキャビンと幅広のトレッドからなるワイドスタンス、直列6気筒+FRのロングノーズ・ショートキャビンシルエットが特徴です。

「2000GT」のようなスタイルを持つ新型スープラ
「2000GT」のようなスタイルを持つ新型スープラ

 エアロダイナミクスのなかでもリフト(揚力)の発生を抑えることに特化した形状で、フロントとリアの空力バランス、重量バランスともに、スポーツカーとしての最適化を追求しました。

 空気抵抗低減効果があるダブルバブルルーフの採用や、ヘッドランプの位置を車両内側に寄せたボリューム感のあるフェンダーなど、凝縮したボディデザインは、「2000GT」や先代スープラ(A80型)などのトヨタスポーツカーのヘリテージを継承。

 さらに、コネクティッドや安全装備といった現代のクルマに求められる最新技術も搭載される新型スープラは、伝統と革新をバランスよく盛り込んでいるといえます。

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 発売から約1年となる2020年4月には、早くも一部改良が発表されました。

 この改良では最上級のRZの3リッターエンジンの出力が、エキゾーストマニホールドの構造変更や新ピストンの採用によって圧縮比を変更することで387馬力(従来型比+14%)に向上。

 さらに、フロント部にブレースを追加しボディ剛性の強化を図るとともに、それに合わせてサスペンションを再チューニングすることでコーナリング中の安定性を高めています。

 すでに2019年モデルを購入した人にとってはちょっと悔しい改良ということになりますが、今後もこのような年次改良がおこなわれるのかは興味深いところです。

 なお、新型スープラの届け出上の型式は「DB#2」となっていますが、発売前のティザーやカタログなどでも「A90」の表記がなされており、通称名として引き続き使用されるようです。

 昔からのスープラファンからしてみてもその呼び方のほうがしっくりきますから、嬉しい配慮といえるのではないでしょうか。

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Writer: 小鮒康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。

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