車でのお出かけも豪雨には気をつけて! 冠水&浸水トラブルの対処方法とは
豪雨での運転、その危険性は?
いくら天気予報やハザードマップを駆使しても、走行中にゲリラ豪雨に巻き込まれる可能性はゼロではありません。
豪雨の最中は普段よりも視野が悪くなり、路面も滑りやすいです。その結果、思わぬ事故に見舞われる可能性も十分に考えられるでしょう。

JAFがおこなった実験では、豪雨のなかでドライバーは前方のクルマがどのように見えているかを検証しました。
その結果、1時間に80mmの雨量であれば、前方の停止車両がテールランプ、リアフォグランプ、ブレーキランプが点灯されていれば、昼夜問わず50m以上手前で止まれました。
しかし、前方の停止車両が無灯火では、昼間は約40m、夜間は約24mまで接近しなければ視認できなかったとのことです。
また、1時間に30mmの雨量であっても、歩行者はさらに視認しにくいようです。対象が黒い服を着ていた場合、発見して停止できたのは約18m手前でした。
時速60kmで走行していれば、わずか1秒足らずで走行できる距離ですので、少しでも気を抜いていれば大事故に繋がる可能性があります。
視野を確保するためには、車検時に必ずワイパーの定期交換を心がけるほか、ガラスコーティングなども合わせて併用してください。
最近では、洗車機にも簡易的な撥水コーティングが備わっており、料金も80円から1000円ほどと手頃なため、雨の多い季節に利用する価値はあるようです。
また、タイヤの溝が浅くなると水はけも悪くなり、ハンドル操作に影響するため、残り溝の定期点検も忘れずにおこないましょう。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。









