トヨタ新型「アギア」は日本にピッタリ!? 小さくても速そうな新顔モデル!
トヨタのインドネシア法人は、2020年3月19日に新型「アギア」を発売しました。新型「ヤリス」よりも小さな日本未発売のアギアとは、どのようなクルマなのでしょうか。
新型ヤリスよりも小さな「アギア」とは…
トヨタのインドネシア法人「トヨタ・アストラ・モーター(以下、TAM)」は、2020年3月19日にコンパクトカーの新型「アギア」を発売しました。2020年2月14日に発売された新型「ヤリス」よりもコンパクトなモデルです。

アギアは、ダイハツが企画・開発したモデルで、同社のインドネシアにおける車両生産会社であるアストラ・ダイハツ・モーターで生産したダイハツ「アイラ」のOEM車です。
2013年にダイハツとの協業でインドネシア市場を開拓するために、低価格・低燃費の「アギア/アイラ」を投入しています。
トヨタとダイハツはこれまでも協業で、「アバンザ」(ダイハツブランド名「セニア」)など、インドネシアのユーザーニーズに合わせたクルマを提供。アギア/アイラも、エントリーユーザー向けのファミリーカーとして、インドネシアの新たな市場の開拓を目指し、販売されてきました。
2013年から2020年2月までのトヨタのコンパクトセグメント[k1]では、累計で84万1572台の販売を記録しており、そのうちアギアが27万8465台となる全体の33.1%の販売を記録。
TAMの副社長ヘンリー・タノト氏は、次のように述べています。
「アギアはトヨタにとって重要な製品です。2013年以来、アギアは常に顧客により多くのモビリティソリューションを提供するというトヨタの取り組みを証明してきました。
よりスポーティで先進的な機能を備えた新型アギアが、インドネシアでの顧客、とくに若者の最初のクルマとしての役立つことを期待しています」
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今回の新型アギアは、インドネシアのハッチバックセグメントの重要性を意識したモデルで、新しいキャッチフレーズ「Start To Never Stop」の精神に沿って、インドネシアの若い世代が最初に選択するクルマとしてモデルチェンジしました。
ボディサイズは、全長3600mm×全幅1600mm×全高1520mmで、車両重量740kg(ベースMT車)というコンパクトで軽いのが特徴です。
パワートレインは、標準モデルの1リッター(4速AT/5速MT)と1.2リッター(4速AT/5速MT)。TRDモデルには、1.2リッター(4速AT/5速MT)が設定されています。
外観デザインは、ブラッククロームのフロントバンパーとグリル、LEDヘッドランプ用の新しいブラックペイント、新しいアルミホイールデザイン、印象的なデザインのリアランプなどにより、スポーティでアグレッシブなイメージを演出。1.2リッター仕様には新しいサイドボディモールディングが加飾されています。
また、TRDモデルの場合、新しいTRDフロントスポイラー、TRDサイドスカート、TRDブラックリアスポイラーを装備。さらに、シルバーメタリックとイエロー、新しいオレンジメタリックという鮮やかなカラーバリエーションを設定しました。
内装は、標準モデル(1リッター)に新しいシートカバー、ドアトリムデザインを装備。TRDモデルにはプッシュスタート/ストップボタンやオーディオモニターなどの先進機能を適用することで快適さを向上させています。
標準モデルが約98万100円から約110万1700円。TRDモデルは約104万5900円から約115万3900円です。
Writer: くるまのニュース編集部
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