昭和の暴走族カスタムが米国で話題!?「竹やり出っ歯」日本車が注目される理由
「竹やり」「出っ歯」といった昭和の暴走族スタイルが、「BOSOZOKU」カスタムとしてアメリカで認知度があがっているようです。なかには本格的な族車を制作する現地のビルダーも登場しています。なぜ「BOSOZOKU」が人気なのでしょうか。
アメリカで話題の「BOSOZOKU」カスタムって何?
2018年11月、筆者(加藤久美子)が西海岸最大の自動車博物館「ピーターセン自動車博物館」を訪れた際、日本の族車に遭遇しました。
ピーターセン自動車博物館は、常設展示エリアにも多くの日本車が展示されていますが、2018年当時は特別な企画展として、トヨタ「2000GT」やマツダ「コスモスポーツ」、ホンダ「N600クーペ」など、歴史的価値の高い日本車も多数展示されていました。
80年代の族車として典型的なスタイルの「竹やり出っ歯」仕様のトヨタ車は、そのなかにありました。
1980年型のトヨタ「クレシーダ(日本名クレスタ)」をべースに、当時感あふれる暴走族スタイルにカスタムされたクルマです。
隣にはトヨタ「マークII(GX81)」も一緒に置かれていましたが、こちらは日本から展示のために送られてきた車両で、オーナーは日本人だということでした。
説明文を読んで驚いたのは、「BOSOZOKU」がカスタムカテゴリーのひとつとして紹介されていたことです。
ちなみに日本車の高級セダンをベースにした「VIP」も、同様に日本的でユニークなカスタムスタイルのひとつだと紹介されていました。
さらに驚いたのは、このクルマがアメリカのビルダーによって製作されたクルマであることでした。ビルダーはカリフォルニア・オレンジ郡の「MOONLIGHT RUNNERS」と説明文に書かれていました。
「族車仕様のクレスタ」を作ったのはどんなビルダーなのでしょうか。
くるまのニュースのくせに車名クレジット間違うって恥ずかしくないのかね
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。
1971年式のマークⅡ?
どう見てもGX71やん!
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。
トヨタの「クレシーダ」はトヨタ「マークⅡ」の輸出名ですよ。 最初の41系(でっはのブタ目)も次の71系もマークⅡですね。(MX41の頃はまだクレスタは発売されていません、マークⅡとチェイサーのみです。)