突然の爆音なぜ発生? 大型車特有の「プシュー音」の正体とは
トラックなどの大型車が出す「プシュー」という独特の音があります。とくにサービスエリアやパーキングエリアなどで停車しているトラックから突然発せられると驚きます。なぜ、大型車からは「プシュー」という独特の音が発生するのでしょうか。
謎のプシュー音の正体とは
トラックなどの大型車が停車する際などに、「プシュー」という音を出すことがあります。なかにはとても大きな音を出すクルマもあり、大人でも驚いてしまうことがありますが、この音の正体は、一体何なのでしょうか。
「プシュー」という大きな音の正体は、トラックやバスなどの大型車が装備するブレーキの仕様が関係しています。
大型車は乗用車に比べて車体が大きく、車重も重いため、油圧ブレーキだけでは安全に減速しきれない危険があることから、特殊なブレーキを採用しています。
多くの大型車のフットブレーキには、一般的な乗用車で採用されている油圧式ブレーキではなく、空気の力によってクルマを減速させる「エアブレーキ」が採用されています。踏み込んだ際にはわずかな音が、足を離せばプシューという大きな音がします。
しかし、最近の車種であれば防音措置が施されているため、爆音と呼べるほどの音はしません。
実は、あの大きな音にはパーキングブレーキも関係しています。大型車は、その重さから少しでもブレーキを緩めればクルマが勝手に動きかねません。そのため、信号待ちなどのわずかな停車時間でもパーキングブレーキを作動させることが多いとのことです。
大型車はフットブレーキと同様、パーキングブレーキでも空気式の「ホイールパーク式パーキングブレーキ」と呼ばれる装備を採用している車種がほとんどで、作動時にはエアブレーキよりも大きな空気の抜ける音がします。
つまり、フットブレーキ作動時の小さな音と、パーキングブレーキ作動時の大きな音が合わさり、「プシュー」という大きな音がするのです。
なお、環境省の調査によれば、エアブレーキ式の大型車の発する圧縮機騒音のレベルは、最大で94.3デシベルだといいます。
90デジベルから100デシベルの音量は、電車が通っている高架下の音量に相当するともいわれており、かなり大きな音であることがうかがえます。
また、圧縮した空気を開放する際は高周波も混じることがあるため、人によってはより大きな音に感じるかもしれません。
そのほかにも、大型車には空気を利用した「第二のブレーキ」として、排気ブレーキが装備されています。大型車が減速する際に発する、エアブレーキより小さな「プシュン」という空気の抜ける音が、排気ブレーキの音と考えて問題ありません。
エアブレーキとの違いは、排気ブレーキは減速するために使われるもので、エアブレーキはおもにに停車するために使われるという点で異なっています。
排気ブレーキは、ブレーキペダルを踏んで作動する油圧ブレーキやエアブレーキとは構造が異なり、エンジンの出す排気の流れを利用することで重たいクルマを減速させる仕組みです。乗用車のエンジンブレーキが強力になったようなイメージです。
※ ※ ※
大型車の車重は乗用車よりも非常に大きいため、油圧ブレーキやエアブレーキだけを使っていると、フェード現象やベーパーロック現象によってブレーキが効かなくなってしまいます。
そのため、減速するためのブレーキとして排気ブレーキを使い、停車するためのブレーキとして「プシュー」と威圧的なサウンドを放つエアブレーキを使い分けているのです。
前方で急ブレーキの煽りをするバカにはアメリカ式に何度かわざと突っ込んで相手の車を大破してやればいい。ついでにドラレコに「うわー、止まれなーい」とでも音声残しておけばいい。煽りバカは肉体的にも痛い思いさせてやらんと。実際、荷物満載じゃ止まれないしね!
他には圧縮空気がタンクに満タンになる寸前に活性炭では拭えない水分を追い出す時のエアー音が昔の車は派手だったね。
車間を詰めて走るトラックが多すぎる!そのくせ前に割り込むなとか自己中な事ばかり言っている。乗用車と同じかそれ以上のペースで走ろうとするからそうなる。重くてノロマな亀は身の丈にあった運転を心がけるように!いつ何が起こっても対処できるように走るのがプロというもの。俺はちゃんとやってると言っても一人でも悪質なのがいれば皆同じように評価されてしまうのが世の常。だいたい高速道路でリミッター付き同士で抜きつ抜かれつしてるのが周囲にどれだけ迷惑かけているのか分かっているのか?!
エアブレーキを用いる乗り物は多種多彩だけど何かとトラック叩きの窓口にするなら記事の方向をよくよく診るべきだろね。
電車だって終点ではブレーキロックをかけるに記事で書いてる大きなエア音はするし爆音とか世間を知らないのか?この記事の記者は
重すぎて倍力装置では追っつかないので記事にある通り大型自動車ではブレーキ、シフトチェンジなどでコンプレッサーで貯めた空気圧で行っています。
トラックの事故で良く「ペーパーロックが」というのを見ますが(この記事にもあるね)空気圧で作動するブレーキに「ペーパロック」は起きないと思う。
あれー?
このライター様は、大型車のブレーキ構造をつらつら書いて居る様だけども、
エアーオーバー式ハイドロリックブレーキって構造を知らないのですかね。
それとも大型車はトレーラをはじめ、全部が全部フルエアブレーキだとでも?
乗用車だって真空倍力使ってんのに、大型車は圧縮エアでアシストしてんの
を知らないのかなー。まぁ、エアブレーキ車に「ヴェーパロック」って言う
時点ですでに「X」ですけども。
「油圧ブレーキだけでは安全に減速しきれない…..」…..そうなの?
「フットブレーキ作動時の小さな音と、パーキングブレーキ作動時の大きな
音が合わさり、「プシュー」という大きな音がするのです。」…..
…..フットブレーキは、足を離した時にエア解放音がする。
フットブレーキを解除しながらパーキングを作動させる人は居ない。
普通は、パーキングを作動させた後に足を放すもんだと思いますが。
一般的にはコンプレッサのエアドライヤとか、オイルミストセパレータの
「パージ音がうるせー」って事では無いのかな。
「ホイールパーク」の話は良く取材したなと思うが、
そもそもの車両構造を良く理解し切れて居ない様な気がします。