突然の爆音なぜ発生? 大型車特有の「プシュー音」の正体とは
予想外な動きも!? 気をつけたい大型車の動き
大型車のような車両重量が重いクルマが荷物を満載していれば、乗用車のように急な車線変更や急停車はほぼ不可能です。
そのため、事故に巻き込まれたり、事故を起こさないためにも、周囲に大型車が走っている際は注意が必要です。

では、どのような場面に注意をすればいいのでしょうか。ある自動車教習所のスタッフは、以下のように話します。
「大型車は一般の人が乗る乗用車と違い、キビキビと走れません。死角も多く、注意が必要となります。大型車の教習の際には、トラックやトレーラーの後端感覚を掴んで頂く内容が多く、大型車ならではの内輪差や、バック駐車の練習がメインとなっています」
大型車が曲がる際や、バックで駐車しようとしている場合には、周囲のクルマや歩行者も注意をする必要があることが伺えます。また、あるレンタカー店のスタッフは以下のように話します。
「車間距離は十分に取った方が良いです。大型車は急に止まることができません。大型車の加速が著しく遅い場合は、相当な重さの荷物を積んでいると考えられます」
たとえば、大型車の前を走行している場合は、ブレーキをいつもよりも早めに踏んで、後続の大型車に停止の意思表示をするのも良いでしょう。また、大型車の後方を走行している場合は、不必要に距離を詰めないよう、いつも以上に気をつけるのも有効です。
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2019年7月に新東名高速道路において、大型車の前で急ブレーキを踏むなどのあおり運転の事例がありましたが、荷物を満載に積んだ大型車であれば、止まりきれずに追突してしまう危険性もあります。
周囲に大型車がいるときは、いつもよりも余裕を持った運転を心がけましょう。それが事故を起こさず、事故に巻き込まれないことに繋がるかもしれません。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。










