親や祖父母が子どもを轢く悲劇…家族間で起こるクルマのトラブルはどう対処?
クルマの発進時は小さな子どもに注意! 危険な状況を防ぐには
ただでさえ、起こしたくはない交通事故。それが家族間となると悲劇以外の何物でもありません。とくに、小さな自分の子どもを事故に巻き込んでしまうと悲惨です。
現在では同乗者、とくに子どもを守るための装備(チャイルドシートやエアバッグなど)も充実していますが、これは子どもがクルマに乗っている場合に限っての話です。
子どもの行動パターンは予測が難しく、とくに幼児は大人と比べて視線が低いことから、クルマの外にいるときに違う世界観で見ている可能性も高いといわれています。
我々にできることは、大人が子どもから目を離さずに、クルマを動かす前にチャイルドシートやシートベルトで確実に着座していることを確認すること、そして大人が子どもの乗降をサポートして、安全に乗車するまでその場に留まらせるなど、とにかく飛び出しさせないようにすることが最善の防衛策でしょう。
ちなみに、交通事故を起こした加害者は「過失運転致死傷罪」や「危険運転致死傷罪」に問われることになります。
しかし、親族間での事故は、事情や関係性などを考慮して書類送検などの判決も出ることもあるようです。
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交通事故となると被害者はもちろん加害者も精神的に辛いもの。ましてや「血縁」でつながっている親族間では、トラブルを抱えたまま一生付き合っていかなければなりません。
事故を起こさないために、とくに小さい子どもがいる場合は、チャイルドシートに着座させるなり、安全な場所で大人が手を繋ぐなど配慮することで、身近な交通事故を避けたいものです。
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