お値段2700万円の豪華リムジンかつスポーツセダンのベントレー「フライングスパー」日本上陸!!
2019年12月4日、ベントレーモーターズジャパンは、新型「フライングスパー」をメディアに向けて公開しました。第3世代となるフライングスパーは、先代に比べてどこが変わったのでしょうか。
実質的には同サイズ、しかし視覚的にはより大きく見える新型フライングスパー
ベントレーの新型「フライングスパー」が日本のメディアにお披露目されました。ボディサイズはほぼ先代モデルと変わらないサイズなのですが、視覚的によりワイドで全長も長く感じます。それは一体なぜなのでしょうか。
第1世代のフライングスパーは、2005年から2012年まで販売され、「世界最速の4ドアサルーン」を標榜していました。先行して市販化されていたハイパフォーマンスクーペである「コンチネンタルGT」の精神を受け継いだゴージャスな4ドアサルーンでした。
そのため正式名称は「コンチネンタル・フライングスパー」となっていました。
第2世代のフライングスパーは、2013年から販売され、「ハイパフォーマンス・ラグジュアリーセダン」がコンセプトとなり、日常使用を目的としたラグジュアリー性とパフォーマンスを組み合わせたスポーツセダンでした。
今回新しくなった第3世代では、「世界でもっとも信頼のおける4ドアグランドツアラー」がコンセプトです。俊敏なスポーツセダンの敏捷性とリムジンの持つ洗練性を併せもっています。
ボディサイズは、全長5316mmX全幅1978mmX全高1484mmです。先代モデルに比べて、全長+21mm、全幅+2mm、全高−4mmとなっており、ほぼ同サイズといえます。
しかし、ホイールベースは先代比+129mmとなり、フロントアクスルが130mm前方に移動してオーバーハングが短くなりました。さらにホイールに新設計の22インチを採用したことで、視覚的に全長が長く見える効果が生まれたのです。
またフロントグリルは幅広くなり、「ミュルザンヌ」と同じ垂直ラインのバーチカルベーンを採用したことで、先代よりもワイド&ローに見えます。
全体的に彫りの深いデザインになり、優雅さとたくましさを兼ね備えたプロポーションとなっています。そしてフライングスパーという名前が復活してはじめて、ボンネット先端に「フライングB」のマスコットを現代版フライングスパーで採用しました。
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