新型小型SUV「ロッキー/ライズ」は13年でどう進化? ダイハツ/トヨタの前身モデルと比較
外観の違いは? 13年でSUVデザインも変化
新型ロッキー/ライズと、ビーゴ/ラッシュの外装を比較すると、発売された年代の違いを差し引いても、デザインから受ける印象には違いがあります。
ビーゴ/ラッシュは曲面が多用されたボディラインが特徴的で、洗練されつつ親しみやすい温和な外装デザインです。背面スペアタイヤが採用されていたことも特徴でした。
一方、新型ロッキー/ライズはモデルごとにフロントフェイスが異なっていて、新型ロッキーは、大きく開けられた六角形型のフロントグリルを持つアクティブな顔つきである一方、新型ライズはボディのワイド感が強いスポーティなデザインとなっています。
ボディ全体には角張ったラインが多用され、ビーゴ/ラッシュと比べ新型ロッキー/ライズの方がSUVらしい迫力あるシルエットとなっていますが、都市部でも違和感ないデザインとなっているのが好バランスといえます。

最後に、新型ロッキー/ライズに搭載される先進装備を見てみます。衝突被害軽減ブレーキをはじめとした先進装備は、近年急速に普及が進んだことから、ここは最新モデルとなる新型ロッキー/ライズの独壇場といったところです。
新型ロッキー/ライズには、運転支援システムとして最新型となる「スマートアシスト」を搭載。前方のクルマの追従をサポートする全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールや、駐車時のモニターガイドとステアリング操作をサポートするスマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)、歩行者や車両を検知可能な衝突被害軽減ブレーキ、そして前方・後方どちらにも対応したブレーキ制御付き誤発進抑制機能などを装備します(グレードによって装備に差が存在)。
また、コネクティッド機能についても、スマートフォンと連携するディスプレイオーディオが用意されています(オプション設定)。
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新型ロッキー/ライズとビーゴ/ラッシュを比較すると、設計の新旧以外にも、採用するメカニズムやパッケージングなどにコンセプトの違いを見ることができます。
具体的にはDNGAプラットフォームの採用による軽快な走りや、WLTCモードで18.6km/Lの低燃費、そして派手さを増したアグレッシブな外装デザインは、ビーゴ/ラッシュにはない新型ロッキー/ライズが新たに手にした個性といえるでしょう。
SUVブームの真っ只中にダイハツとトヨタに久しぶりに復活した小型SUVが、今後どのような売れ行きとなるか注目されます。
Writer: くるまのニュース編集部
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