絶対に見ておくべき! 東京モーターショー2019でオススメの車5選

ついにダイハツのSUVが復活する!?

●トヨタ「e-RACER」

まるでバットモービルな「e-RACER」
まるでバットモービルな「e-RACER」

 今回の東京モーターショーでは、スポーツタイプのコンセプトカーが極端に少ない印象ですが、そんななか、トヨタが発表したのが「e-RACER」です。

 世界初披露されたe-RACERは、トヨタが提唱する「Fun to Drive」を表現する未来のモビリティで、フォーミュラーカーをイメージさせる外観が特徴となっています。

 また、専用のデジタルグラスを装着して、好みの走行シーンを現実世界に重ね合わせるARを採用し、自身の体型に合ったシートアクセサリーをカスタマイズすることなどができます。

 トヨタは、e-RACERを「個人所有する未来のモビリティ」だとしていますが、豊田章男社長は「馬」と表現しました。つまり、e-RACERは「愛馬」ということになります。

 e-RACERで表現されたコンセプトが、今後登場するトヨタ車においてどのように表現されるのか、注目です。

●ダイハツ「コンパクトSUV」

車名は明かされていないダイハツの「コンパクトSUV」
車名は明かされていないダイハツの「コンパクトSUV」

 ダイハツブースでは4台のコンセプトカーを世界初公開される予定でしたが、10月23日のプレスデー初日に5台目となる市販予定モデルのコンパクトSUVがサプライズ公開されました。

 コンパクトSUVの車名は発表されていませんが、いくつかの情報が公表されています。

 ボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmというコンパクトさで、外観は、トヨタ「RAV4」に似たデザインとなっており、ツリ目のヘッドライトをはじめ、小さいボディながらも迫力あるデザインが採用されました。

 搭載されるエンジンは1リッター直列3気筒ターボで、組み合わされるトランスミッションはCVTです。また、プラットフォームなどの新しい開発手法「DNGA」も採用されており、走行性能の高さも期待されます。

 内外装の完成度はかなり高く、ダイハツもまもなく発売とアナウンスしていますので、市販までは秒読み段階です。

※ ※ ※

 コンセプトカーは市販車につながるものばかりではなく、むしろ完全にショーモデルというだけで終わるほうが多いです。

 それでも、出展されるクルマを見るといつ市販化されるのか、ついワクワクしてしまいます。

 東京モーターショーは以前から比べると規模が小さくなってしまいましたが、これからもワクワクを提供してくれることでしょう。

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