レクサスは同社のフラッグシップセダンである「LS」を一部改良。乗り心地や静粛性を向上し、2019年10月3日に販売を開始しました。

　LSは1989年に発売されて以来、滑らかでパワフルな走りや圧倒的な静粛性・快適性など、高級車の新たな基準を作り続けてきた、LEXUSを象徴するフラッグシップセダンです。

　今回の一部改良では、FR車のショックアブソーバーにAWD車と同様の伸圧独立オリフィスを採用することで、減衰力可変幅の拡大や摩擦低減などの乗り心地を向上。

　ランフラットタイヤの補強層構造を最適化し、AVSやリアサスペンションマウントをチューニングすることにより、LSならではの上質な乗り心地を追求した仕様となりました。

　また、ハイブリッド車の「LS500h」では、加速時のバッテリーによるアシスト量を増加させるとともに、アクセル特性を変更することで、駆動力と静粛性を向上。「エグゼクティブ」では、後左席の足元空間や前方視界を広げたエンターテインモードや、操作性を高めたリアマルチオペレーションパネルなどを採用することにより、さらに快適な後席を実現しています。

　一部改良されたLS500の価格は999万6000円(消費税込、以下同様)からで、LS500hは1142万2000円からです。