新型「ディフェンダー」約3年ぶりに復活! 21世紀仕様となった新たな実力とは
あえて見せるインテリアでタフさをアピール
インテリアにも初代ディフェンダーのエッセンスは受け継がれています。通常は見えないように設計される構造物や装具を露出させ、シンプルさと実用性を強調しています。
革新的な特徴として、シフトレバーがダッシュボードに取りつけられました。これによりオプションで「ジャンプシート」が選べるようになりました。この ジャンプシートは初期のランドローバーのモデルであったように、フロントシートを3人掛けにすることができます。
「ディフェンダー110」は、5シートと6シート(「ジャンプシート」選択時)、5+2シートの3タイプから選ぶことができます。
2列目シート後ろの積載能力は最大で1075リッター、シートを倒した際は2380リッターまで拡張可能です。
「ディフェンダー90」の全長は、ファミリー向けコンパクト・ハッチバックと同等のサイズになる予定で、乗車定員は5名です(「ジャンプシート」選択時は6名)。
車内は実用的で革新的なテクノロジーにより、耐久性の高いラバー素材である「ラバーフローリング」が採用されました。泥汚れをはじめあらゆる汚れを簡単に落とすことができます。
また、オプションの「フォールディング・ファブリック・サンルーフ」を選択すると、屋根を開けた状態にすることができ、「ディフェンダー110」の2列目シートでは、停車時に立ち上がってサファリを訪れているような感覚さえも楽しむことができます。
シャシはランドローバーが新たに極限環境向けに開発した「D7x」アーキテクチャーが採用されています。軽量アルミニウムのモノコック構造で、ランドローバー史上もっとも頑丈なボディ構造です。従来のラダーフレーム構造に比べ、約3倍のねじり剛性を実現しました。
エンジンは4種ラインナップします。マイルド・ハイブリッドテクノロジーを搭載した4気筒P300とパワフルな6気筒P400のガソリンエンジン、D200とD240の4気筒ディーゼルエンジンの4種類です。
2020年にはプラグインハイブリッドも追加予定です。
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