「こんなに違う!?」日産「スカイライン」60年の差 初代と最新で異なる魅力とは

手放し運転を可能にする「プロパイロット 2.0」を搭載

●2019年発売の最新型「スカイライン」

「プロパイロット 2.0」が搭載された最新型「スカイライン」
「プロパイロット 2.0」が搭載された最新型「スカイライン」

 スカイラインは一部の国や地域を除いて基本的に国内市場をターゲットに開発されたモデルでしたが、11代目のV35型からアメリカ市場をターゲットとした本格的なグローバルカーになりました。

 現行モデルのスカイラインは2014年に発売された13代目です。日産の高級車ブランド「インフィニティ」のプロダクト開発で得た技術やデザインが反映された4ドアセダンで、スカイラインでは初のハイブリッドモデルも設定されています。

 2019年7月にアナウンスされた大幅なマイナーチェンジでは、先進運転支援技術「プロパイロット 2.0」をハイブリッドモデル全グレードに標準装備。

 7個のカメラ映像と5個のレーダー、12個のソナーを搭載し、周辺車両を検知する360度センシングと3D高精度地図データを搭載することで、世界初の高速道路ナビ連動ルート走行と、同一車線での手放し走行を実現しています。

 パワートレインは3.5リッターV型6気筒エンジン+高効率モーターで、低燃費を実現しつつもシステム最高出力364馬力とパワフルなハイブリッド車を設定。ガソリン車では304馬力を発揮する3リッターV型6気筒ターボと、スカイライン史上もっとも高性能な405馬力を誇る「400R」がラインナップされました。

 また、ハンドルの動きを電子制御ユニットで電気信号に置き換え、アクチュエーターによってタイヤを操舵する、バイ・ワイヤー式の「ダイレクトアダプティブステアリング」など、最先端の技術が詰め込まれたクルマとなっています。

 価格(消費税込)はハイブリッド車が557万59000円から、ガソリン車が435万3800円から、「400R」は562万5400円です。

※ ※ ※

 スカイラインの使命は高性能を追求することであることで、時代の流れに合わせて走行性能だけでなく、先進運転支援技術や予防安全技術においても高性能を追及しているクルマです。

 歴代スカイラインにおいても、その時代における新技術が多数採用されています。

 現在までスカイラインという車名は日本でのみ使用されていますが、いまでは世界中に知れ渡っており、日産を代表する高性能車となっています。

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3件のコメント

  1. ん〜?実はスカイラインの本質はGTではなくGLやTIではあるまいかな?
    L16とか排ガス規制に泣かされた時代は2000GTより4気筒の2000TIのほうが実質的には速かったしね。

  2. スカイラインが基本国内専用車だった?間違った事を書かないで頂きたい。初代から輸出をしており、ハコスカから『ダットサンKシリーズ』になりましたが。ケンメリは北米以外の各国に輸出され、R30は南アフリカで現地生産されてました。後継のR31は豪州と南アフリカで現地生産されていたんですが。輸出していないのはR32セダンだけです。

    • このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
      修正いたしました。

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