「こんなに違う!?」日産「スカイライン」60年の差 初代と最新で異なる魅力とは

日産のクルマのなかでも長い歴史を持つ「スカイライン」。なかでも「GT-R」のレースでの活躍は有名で、最新モデルは自動運転技術の進化がトピックとなっています。では、初代スカイラインはどんなクルマだったのでしょうか。最新モデルとともに紹介します。

高性能を追求することが「スカイライン」の使命

 日産「スカイライン」は、現在でも販売されている同社のセダンのなかで、長い歴史を持つモデルです。

60年以上もの長い歴史がある「スカイライン」
60年以上もの長い歴史がある「スカイライン」

 初代スカイラインは、オールドアメリカンビークルを彷彿させるデザインの4ドアセダンでしたが、モデルチェンジを重ねて高性能化が進みます。

 そして、1970年代前半には「スカイラインGT-R」が国内自動車レースの常勝マシンになったことで、モータースポーツ好きに愛され、1989年に復活した「スカイラインGT-R(R32型)」は長きに渡り国産車最速の座に君臨していました。

 現在は、市場ニーズの変化や日産の車種統廃合により、スカイラインは高性能な4ドアセダンのみとなっています。そんなスカイラインの初代モデルと最新モデルを紹介します。

●1957年発売のプリンス「スカイライン」

当時の先進技術が採用されていた初代「スカイライン」
当時の先進技術が採用されていた初代「スカイライン」

 1957年、後にプリンス自動車となる富士精密工業は、当時の小型乗用車規格に合わせた1.5リッター直列4気筒OHVエンジンを搭載した6人乗りの4ドアセダン、プリンス「スカイライン」を発売しました。

 まだクルマが一般家庭に普及してはいなかった時代、当時の憧れだったアメリカ車のトレンドであるボリューム感溢れるデザインが上手に取り込まれていました。

 スタイリッシュなボディラインは、国産車のなかでは特別なクルマとして映り、尖ったテールフィンは航空機を連想させて、高性能を誇示する最大のポイントとなります。

 発売当初の最高出力は60馬力で、同じクラスのライバル車を上回るものでしたが、1959年には70馬力へとパワーアップ。さらに1962年には91馬力を発揮する1.9リッター直列4気筒OHVエンジンを搭載した「スカイラインスーパー」を発売し、スタイルだけでなくメカニズム面においてもプリンスの技術力の高さと高性能を物語っていました。

 サスペンションはフロントにダブルウイッシュボーン、リアはド・ディオンアクスルという路面追従性と乗り心地に優れた形式を採用し、当時としては先進的なメカニズムを搭載。

 しかし、当時はタクシー会社が一番の顧客であり、かつ評論家的な存在で、スカイラインのメカニズムは耐久性に難ありと評価されてしまいました。

 未舗装路が多かった頃だったので、乗り心地や速さよりも頑丈さが求められたため、スカイラインの技術は時代を先取りしすぎたのかもしれません。

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コメント

3件のコメント

  1. ん〜?実はスカイラインの本質はGTではなくGLやTIではあるまいかな?
    L16とか排ガス規制に泣かされた時代は2000GTより4気筒の2000TIのほうが実質的には速かったしね。

  2. スカイラインが基本国内専用車だった?間違った事を書かないで頂きたい。初代から輸出をしており、ハコスカから『ダットサンKシリーズ』になりましたが。ケンメリは北米以外の各国に輸出され、R30は南アフリカで現地生産されてました。後継のR31は豪州と南アフリカで現地生産されていたんですが。輸出していないのはR32セダンだけです。

    • このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
      修正いたしました。