高速道路のサービスエリアで楽しめる! 人気のご当地ソフトクリーム選手権
ご当地ならではのグルメが楽しめるスポットとして注目されているサービスエリア/パーキングエリアですが、じつはスイーツも充実しています。そこで今回は、東日本編エリアで注目の「ご当地ソフトクリーム」を紹介します。
東日本のご当地ソフトクリーム「和」がトレンド
高速道路のサービスエリア/パーキングエリア(以下、SA/PA)は、休憩のために寄るだけでなく、さまざまなご当地グルメが楽しめるスポットとしても人気です。
なかでも、ご当地ソフトクリームは地元名産品や銘菓とコラボレーションしたソフトクリームが多いのが特徴で、いまトレンドなのは「和」テイスト。ソフトクリームにご当地自慢の名産品を練りこんだり、トッピングしたりとバラエティ豊かです。
運転で疲れたドライバーを癒してくれる、東日本エリアのSA/PAで味わえる注目のご当地ソフトクリームを紹介します。
●「水戸納豆ソフト」480円(税込)
・常磐自動車道 東海PA(下り)フードコート
茨城県那珂郡東海村にある東海PA。食の名産品が多い茨城県らしく、餡や梅などを使ったスイーツに加え、ご当地ラーメン「スタミナラーメン」なども味わえます。
そして、茨城といえば忘れてはいけない名産品「納豆」を、大胆にもソフトクリームと組み合わせた「水戸納豆ソフト」があるのです。
その名のとおり、バニラソフトに水戸産「天狗納豆」をトッピングした、インパクトが凄い一品に仕上がっています。
納豆に入っている醤油は、バニラクリームとの相性が良く、みたらし団子のような味わいが楽しめるといいます。納豆が好きな人は、挑戦してみてはいかがでしょうか。
●「茶園月ソフトクリーム」550円(税込)
・関越自動車道 高坂SA(下り)フードコート
高坂SAのお土産人気No.1にもなったことがある「茶園の月」は、粒餡となめらかな抹茶クリームを狭山茶の葉を練りこんだスポンジケーキの銘菓です。
この「茶園の月」を丸ごと練りこんだ「茶園月ソフトクリーム」は、高坂SA限定メニューです。
銘菓をそのまま練り込むという大胆な発想ですが、これが大正解。優しいバニラソフトの中に粒餡や抹茶の風味が感じられ、全体として新感覚の和スイーツになっています。
普段あまりクリーム系が得意でない人にもおすすめの、人気ソフトクリームです。
●「栗みつソフトクリーム」500円(税込)
・上信越自動車道 小布施(おぶせ)PA(下り)フードコート
長野県の北東にある小布施町は、葛飾北斎や小林一茶など多くの文人墨客が訪れた、美しい景色が自慢の観光地。
「栗みつソフトクリーム」は、小布施で栗菓子を作り続けて二百年を誇る老舗「桜井甘精堂」製の栗みつと、栗の粒をトッピングした贅沢なソフトクリームです。
とくに栗みつは、じっくりと手間ひまかけて漬け込んだ濃厚な甘さが特徴。もなかの皮も添えられ、ボリュームもたっぷりなのがうれしいです。
江戸情緒が残る街並みだけでなく、栗の産地としても有名な小布施らしい特産品とのコラボレーションで、ほかでは味わえない濃密なソフトクリームになっています。
日本ならではの食材を使用した変わり種ソフトも
●「なかほら牧場×箔一ソフトクリーム」891円(税込)
・常磐自動車道 守谷SA(下り)フードコート
岩手県の山地で自然放牧される「牛舎のない牧場」として、おいしい牛乳とその乳製品が有名な中洞(なかほら)牧場。
都内でも松屋銀座店や日本橋タカシマヤなどにショップを構える、ちょっと贅沢な乳製品ブランドのソフトクリームと、石川県金沢にある金箔メーカー「箔一」のコラボレーションによって、なんとも贅沢なソフトクリーム「なかほら牧場×箔一ソフトクリーム」が誕生しました。
なめらかで濃厚な味わいが人気の高級ソフトクリームに、本物の金箔を1枚使ったフォトジェニックすぎる見た目に。2019年11月までの数量限定販売ながら、美と金に惹かれる女子からの人気も高そうです。
食べるのがもったいないほどのゴージャスな仕上がりで、思い出のソフトクリームになるかもしれません。
●「ごますりソフトクリーム」360円(税込)
・東北自動車道 長者原SA(上り)フードコート
日本有数の湿地帯「化女沼」に隣接し、展望台やドッグラン、広い公園まで併設している、宮城県大崎市の長者原SAで人気なのが、ゴマをふんだん使った「ごますりソフトクリーム」です。
コンクリートのような灰色で、見た目のインパクトも強めですが、独自の比率でブレンドした風味豊かな一品に仕上がっています。
ゴマの香ばしさとソフトクリームの相性も良く、和スイーツともいえる仕上がりが評判になっています。甘すぎるものが苦手な人でも、最後まで楽しめます。
●「濃厚!すごうのずんだシェイク」310円(税込)
・東北自動車道 菅生PA(上り)フードコート
ソフトクリームではありませんが、「東日本」ならではのご当地食材を使った和スイーツを紹介します。
国際基準のサーキットをはじめ、さまざまなレーシングコースを持つ「スポーツランドSUGO」があることでも有名な宮城県柴田郡にある菅生PA。
宮城といえば「牛タン」と並んで人気がある特産品として、枝豆やそら豆をすり潰したペースト「ずんだ」を使ったスイーツが有名です。この「ずんだ」がたっぷり入った「すごうのずんだシェイク」が、パーキングエリアで味わえます。
ずんだ特有の風味と食感も楽しめて、濃厚なのにさわやかな甘さが特徴になったシェイクで、月間2600杯以上も売れた実績を持つ菅生PAきっての大人気スイーツ(ドリンク)です。
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東日本のSA/PAだけでも、まだまだ個性的なソフトクリームがたくさんあります。長時間の運転で少し疲れたときなどに、ご当地ソフトクリームも旅の楽しみとして味わってみてください。
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