高級セダンに最適なエンジン!?ディーゼルセダン燃費ランキングTOP5

日本でも根強い人気を誇るボルボとフォルクスワーゲン

●4位 ボルボ S60 JC08モード燃費 20.9km/L

ボルボ S60 外観

 2000年に登場したボルボ「S60」は、当時ボルボ車の主流となっていた直線的なキャビンのデザインとはうって変わって、曲線的なルーフラインを持つスタイルで登場。初代S60のステーションワゴン版の「V70」とともに、日本国内でも多く見られました。

 現在国内で販売されているS60は2代目で、さらに曲線的なボディラインが特徴です。ワイドになった個性的なフォルムで独特の存在感を放つ外観と上質な内装で、洗練されたスカンジナビアンデザインが魅力とされています。

 S60のDrive-Eディーゼルエンジン搭載車は「S60 D4 Tack」、「D4 Classic」、「D4 R-Design」の3グレードで構成されており、最高出力190馬力 最大トルク400Nmを発揮する2リッター直列4気筒直噴ディーゼルターボと電子制御8速ATで、車両重量1620kg(60 D4 Tack)を軽快に走らせます。

 さらにコモンレール燃料直噴システム、可変バルブタイミング機構、ブレーキエネルギー回生システム、アイドリングストップ機能を備え、3グレードともにJC08モード燃費 20.9km/Lを達成。「S60 D4 Tack」の価格は449万円です。

●5位 フォルクスワーゲン パサートTDI JC08モード燃費 20.6km/L

フォルクスワーゲン パサートTDI 外観

 フォルクスワーゲン「パサート」は、ファストバックスタイルで1973年にデビューしました。

 2代目のセダン版は、「サンタナ」として日産でノックダウン生産されて販売された国内でも馴染みのあるモデルで、その後セダンとステーションワゴンのラインナップとなり現在に至ります。

 現行モデルは2015年に登場した8代目で、日本に正規輸入されているフォルクスワーゲン車のラインナップのなかでディーゼルエンジンが復活したのも8代目です。

 JC08モード燃費 20.6km/Lを達成しているのは「Passat TDI エレガンスライン」と「TDI ハイライン」の2グレードで、最高出力190馬力、最大トルク400Nmを発揮する2リッター直列4気筒直噴ディーゼルターボと6速デュアルクラッチトランスミッションのDSGを組み合わせています。

 「Passat TDI Eleganceline」の価格は427万9000円です。

【了】

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