3列目ない2列シートミニバンなぜ増加? トヨタやホンダも次々導入する理由とは
ミニバン2列仕様のポイントは「車中泊」
コンプリートカー「MULTI UTILITY(MU)」の開発経緯について、モデリスタ本部 販売企画・営業支援部の宮入嵩弥氏は、『ミニバンユーザーのボリュームゾーンであるファミリー層でも、『3列目はなくてもいいから、もっと色々な用途に使えるスペースが欲しい』という要望があり、2列仕様の開発しました」と話します。
その“用途”で欠かせない要素が、やはり車中泊です。モデリスタでは、荷室の横幅にちょうどぴったりと収まり、テーブルとしても車中泊の際のフロアとしても使える「マルチユースボード」を開発。
さらに、空気入れを使わずに自然に膨らみ、使用後も時間が経てばコンパクトに戻る、手間いらずの「エアスリーブマット」など、車中泊を意識したオプションアクセサリーも同時に発売しています。
車中泊に関しては、レジャーだけでなく災害時の避難スペースや、ボランティアの宿泊場所としての活用も想定されているのです。
その際、いわゆるエコノミー症候群を予防するためにも、しっかりと身体を伸ばして眠れるスペースが必要。ハイブリッド車では車内での電源も取りやすいなど、災害時に役立つ要素も揃っています。
そのほか、2列シート仕様にするメリットとしては、3列目に座る人のスペースを考慮しなくていいので、後席のシートをもっと上質でゆったりしたものにできるという点もあります。