魅力あふれる働くクルマ 趣味にも活かしたい国産商用車5選
商用車の枠を超えた話題車
●日産「e-NV200」
日産「e-NV200」はバンタイプの「NV200バネット」をベースに、先代「リーフ」のパワートレインが移植された電気自動車です。
2018年4月のマイナーチェンジでは、40kWhの大容量バッテリーの採用により、航続距離300km(JC08モード)を実現しています。
走りは「リーフ」と同様に静粛性が高く発進加速に優れたEVならではのものとなっています。また500kgから550kgの最大積載量がある荷室は、最長で183cmのフロア長があるので、車中泊にも適しています。
電気自動車である「e-NV200」は、室内に100Vのコンセントを2個装備し、最大で1500Wの給電が可能です。家庭で使う電化製品ならばほとんどのものが使え、1000Wで約15時間給電できます。
EV充電器を備えたキャンプ場も広がりをみせているので、キャンプに活用したり、災害時にも活躍することも期待できます。
●ホンダ「N-VAN」
商用車はモデルサイクルが長く、なかなか新型車が発売されません。たとえば現行モデルのマツダ「ボンゴ」は19年も販売しています。
そんななか、2018年7月にホンダから新型軽バン「N-VAN」が発売され、大いに話題になり、商用車が見直されるきっかけにもなりました。
「N-VAN」はトールワゴンの「N-BOX」のシャシをベースとしていますが、助手席側のセンターピラーを排除することで使い勝手を高めています。
また「センタータンクレイアウト」に代表されるホンダの低床化技術により、フラットなフロアを実現し、1000ccクラスのオートバイを積載することも可能です。
軽自動車なので維持費も安く、趣味に特化した2台目という使い方もアリでしょう。