魅力あふれる働くクルマ 趣味にも活かしたい国産商用車5選
趣味を重視して使うならば、あえて商用車を買うという選択肢もアリです。そこで、趣味や遊びに活かせるような魅力的な商用車5車種を、現行モデルのなかからピックアップして紹介します。
趣味や普段使いに選択したい商用車5選
いま、日本で売れているクルマといえばミニバンやコンパクトカー、軽自動車ですが、その用途は人それぞれ千差万別でしょう。なかにはクルマを趣味のために選んで購入したという方も多いはずです。
趣味を重視して使うならば、あえて商用車を買うという選択肢もアリです。バイクや自転車が趣味ならワンボックスタイプが理想的でしょう。また、オフロードコースを走る「クロスカントリー」では、かつては三菱「ジープ」やスズキ「ジムニー(かつては商用車でした)」などが人気でした。
そこで、趣味や遊びに活かせるような魅力的な商用車5車種を、現行モデルのなかからピックアップして紹介します。
●トヨタ「プロボックス/サクシード」
トヨタのベストセラーバンといえば「プロボックス/サクシード」で間違いないでしょう。かつては5ナンバーワゴンもありましたが、2014年のビッグマイナーチェンジを期に4ナンバーのみとなりました。同時に「プロボックス」と「サクシード」では外観や積載量に差がありましたが、これも統一されました。
さらに2018年11月にはハイブリッド車が追加され、燃費はWLTCモードで22.6km/Lを実現。もともと定評のあった積載能力に加え、燃費性能も大幅に向上しています。
また、「プロボックス/サクシード」の凄さはドライバーのことを考えた装備やアイデアが満載なところです。たとえば飲み物や、ノート、カバンなどを収納する物入れの多さや使い勝手のよさ、長距離移動でも疲れにくいフロントシートなどです。
こうした装備は仕事で使う以外でも活きてきます。なによりも、丈夫で、手頃なサイズながら荷物がたくさん積める「プロボックス/サクシード」ですから、その用途は多岐にわたることでしょう。
●トヨタ「ハイラックス」
国内のピックアップトラック市場は、一時期、日産、三菱、トヨタ、マツダによって活気がありましたが、その後各社が撤退を始め、完全に消えてしまいました。
そして、2017年にトヨタは13年ぶりに「ハイラックス」を発売し、国内の量産ピックアップトラックが復活することになりました。
「ハイラックス」は2.4リッターのクリーンディーゼルエンジンを搭載し、ダイヤル操作で駆動方式を選択できるパートタイム4WDシステムを装備。悪路走破性を高めたタフな4WD車として仕立てられています。
室内は「ダブルキャブ」と呼ばれる4ドアの5人乗りとなっており、最大積載量は500kgと、人も荷物も余裕をもって運ぶことができます。
さらに、荷台をバンのように覆う「キャノピー」や、各種カスタマイズパーツが「モデリスタ」や「TRD」から発売されているので、用途や好みに合わせ仕立てることもできます。