“トヨタ・アクア”サイズの新「“5ドア”ハッチバック」発表! 新色「グリーン」×「上質内装」の“オトナ仕様”! 全長4m“ちょうどいい”ボディのプジョー「208 ENVY」欧州仕様とは
プジョーは2026年9月1日、コンパクトハッチバック「208」に、新たな特別仕様車「ENVY(エンヴィ)」を欧州で発表しました。その中身はどのようなものでしょうか。
“アクア”級サイズのフレンチコンパクトに新仕様
プジョーは2026年9月1日(現地時間)、コンパクトハッチバック「208」とコンパクトSUV「2008」に、新たな特別仕様車「ENVY(エンヴィ)」を欧州で発表しました。
注目は、BEV(バッテリー式電気自動車)からハイブリッド、ガソリンまで、幅広いパワートレインから選べる点です。装備の充実した中間グレード「アリュール(Allure)」をベースに、専用のデザイン要素と追加装備を組み合わせたモデルです。
208は、プジョーのBセグメントを担う5ドアのコンパクトハッチバックです。2022年には欧州で最も売れたクルマとなった実績を持つ看板モデルで、現行モデルではライオンの3本かぎ爪をモチーフとしたフロントの表情や、水平基調の3本線リアランプが与えられています。
ボディサイズ(欧州値)は全長4055mm×全幅1745mm×全高1430mm、ホイールベースは2540mmです。
一方、日本で人気のトヨタ「アクア」は全長4080mm×全幅1695mm×全高1485mmで、208 ENVYはアクアより全長が25mm短く、全幅は50mm広い一方、全高は55mm低いサイズとなっています。
今回の208 ENVYには、ガソリンの「Turbo 100」、ハイブリッドの「Hybrid 110 AUTO」「Hybrid 145 AUTO」、BEVの「Electric 136(46kWh)」「Electric 156(51kWh)」が設定されています。
ガソリンのTurbo 100は、1.2リッター直列3気筒ガソリンエンジンを搭載し、最高出力100馬力・最大トルク205Nmを発生。トランスミッションには6速MTを組み合わせます。
Hybrid 110 AUTOとHybrid 145 AUTOは、1.2リッター直列3気筒ガソリンエンジンに、最高出力28馬力・最大トルク55Nmの電気モーターを内蔵した6速DCT「e-DCS6」と、48Vのリチウムイオンバッテリーを組み合わせたハイブリッドです。
Hybrid 110 AUTOはエンジンが最高出力100馬力・最大トルク205Nmで、システム最高出力は110馬力。一方、Hybrid 145 AUTOはエンジンが最高出力136馬力・最大トルク230Nmとなり、システム最高出力145馬力を発揮します。
BEVのElectric 136は、最高出力136馬力・最大トルク260Nmの電気モーターと46kWh級のバッテリーを搭載。Electric 156は最高出力156馬力・最大トルク260Nmのモーターに51kWh級のバッテリーを組み合わせます。
その208 ENVYの個性を主張するのが、追加費用なしで選べるボディカラーです。新色の「アルヴァオグリーン(Alvao Green)」に加え、「アゲダ・イエロー(Agueda Yellow)」「オケナイト・ホワイト(Okenite White)」「アルテンス・グレー(Artense Grey)」「セレニウム・グレー(Selenium Grey)」「ペルラネラ・ブラック(Perla Nera Black)」を設定します。
ボディカラーには、グロスブラックのコントラストルーフが組み合わされます。足元は16インチの「NOMA」バイトーンダイヤモンドカットアルミホイールで、ホイールの造形を際立たせる「ブラックミスト」ラッカー仕上げが施されます。
インテリアは、上級グレード「GT」由来のダイナミックフロントシートを採用します。3種類の素材を組み合わせた専用の「トレメッツォ」シート表皮に、ブルーグリーンの「オパライト」ステッチと、同色でプジョーのエンブレムをプリントしたヘッドレストを合わせています。
このオパライトのカラーシグネチャーは特別仕様車専用で、アームレストのステッチを介してドアトリム全体へと広がります。前方ではグロスブラックのインサートに専用のシルクスクリーンプリントが施され、プジョーブランドのアルミ製フロントドアシルも備わります。
さらに208 ENVYには、ブラックミストラルのルーフライニングを採用。フロントの室内灯、後席の読書灯、照明付きバニティミラーで構成されるLED照明も備えます。
装備面では、もともと充実したアリュールの内容に、キーレスエントリー&スタートと高精細リアビューカメラを標準で追加。日々の使い勝手を高めています。

208 ENVYの価格は、ガソリンのTurbo 100が2万4050ユーロ(約435万円 ※2026年9月上旬時点での為替レート換算、以下同)、Hybrid 110 AUTOが2万6950ユーロ(約488万円)、Hybrid 145 AUTOが2万7750ユーロ(約502万円)です。
BEVは、Electric 136(46kWh)が3万6900ユーロ(約668万円)、Electric 156(51kWh)が3万8200ユーロ(約691万円)です。ENVYはベースとなるアリュールより400ユーロ(約7万2000円)高い設定で、208 ENVYはすでに欧州で販売されています。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。



















