“アクア”より大きい「“新型”コンパクトカー」が受注開始! 全長4.2mの“ちょうどいいサイズ”&「231馬力」高性能パワトレ! レトロ風デザイン採用のVW「ID.3 Neo」英国仕様とは?
フォルクスワーゲンの英国法人は2026年8月13日、コンパクトBEV(電気自動車)の新型「ID.3 Neo」の受注を開始しました。どのようなクルマなのでしょうか。
「アクア」より大きく「カローラスポーツ」より小さい絶妙サイズ!
フォルクスワーゲンの英国法人は2026年8月13日、コンパクトBEV(電気自動車)の新型「ID.3 Neo(ID.3 ネオ)」の受注を開始しました。
ID.3 Neoは、フォルクスワーゲンのBEVシリーズ「ID.ファミリー」の中核を担ってきた「ID.3」の後継モデルとして、2026年4月に世界初公開されました。
従来のID.3から名称に「Neo」を加えるとともに、エクステリアを刷新し、インテリアや駆動システムも全面的に新しくしています。最新のテクノロジーやソフトウェアも採用されました。
エクステリアでは、ボディを3つの水平レベルで構成するデザインを採用。新色「ノルウェージャン・シー・ブルー」も用意され、従来のブラック仕上げだったルーフとテールゲートをボディ同色とすることで、すっきりとしたスタイルに仕上げています。
フロントには細身の新開発LEDヘッドライトを装備し、左右をワイドなガラス製クロスバーで接続。「Style(スタイル)」ではクロスバーの下半分が連続して発光するほか、中央のVWロゴもイルミネーション化されています。
インテリアは、ユーザーから寄せられた意見を反映して大幅に見直されました。

操作系には、分かりやすい物理ボタンや直感的に使えるロータリーノブを採用。光沢のあるブラックパーツも減らすことで、指紋などが目立ちにくい仕立てとしています。
ダッシュボードやドアパネル、シートには新たな素材が使われ、質感も向上しました。
さらに、10.25インチのドライバーディスプレイと12.9インチのインフォテインメントディスプレイを装備。表示を往年のフォルクスワーゲン車を思わせる「レトロモード」に切り替えることも可能です。
英国仕様のグレードは「Life(ライフ)」「Style」「Style Launch Edition(スタイル・ローンチ・エディション)」の3種類です。
Lifeでもアダプティブクルーズコントロールや前後パーキングセンサー、リアビューカメラ、ナビゲーション機能を備えた12.9インチインフォテインメントシステム、音声アシスタント「IDA」、ワイヤレス充電などを標準装備します。
Styleでは、IQ.LIGHT LEDマトリクスヘッドライトや前席シートヒーター、ステアリングヒーター、プライバシーガラス、スポーツコンフォートシートなどを追加。
さらにStyle Launch Editionには、ヘッドアップディスプレイやパノラマガラスルーフ、マッサージ機能付き電動フロントシート、「Travel Assist 3.0」、遠隔操作やメモリー駐車に対応する「Park Assist Pro」などが備わります。
パワートレインには、50kWh、58kWh、79kWhの3種類のバッテリーを設定します。
モーターの最高出力はそれぞれ125kW(170馬力)、140kW(190馬力)、170kW(231馬力)で、WLTPモードの航続距離は50kWh仕様が最大258マイル(約415km)、58kWh仕様が最大306マイル(約492km)、79kWh仕様が最大390マイル(約628km)です。
最大DC急速充電出力は100kWから183kWで、バッテリー残量10%から80%までの充電時間は24分から29分とされています。
機能面では、アクセルペダルを戻すことで減速し、停止まで行えるワンペダルドライブを新たに採用。
さらに、オプションの「Connected Travel Assist(コネクテッド・トラベルアシスト)」では赤信号を認識して車両を自動停止させる機能を備えるほか、専用アダプターを使うことで高電圧バッテリーから最大3.6kWの電力を取り出せる「V2L(外部給電)」にも対応します。
ボディサイズは、全長4265mm×全幅1809mm×全高1553mmです。日本でも人気のコンパクトカー、トヨタ「アクア」(全長4080mm)より大きい一方、トヨタ「カローラスポーツ」(全長4375mm)よりひと回り小さく、全長4.2m級の比較的扱いやすいサイズに収まっています。
全高も1553mmと、BEVとしては比較的低めに抑えられており、日本の道路や駐車場事情でも扱いやすそうなサイズ感です。
英国での価格は、Lifeが3万3080ポンド(約713万円 ※2026年8月中旬時点の為替レート、以下同)から、Styleが3万8500ポンド(約829万円)から、Style Launch Editionが3万9750ポンド(約856万円)です。
なお、英国政府の1500ポンド(約32万円)の補助を適用した場合、最も安いLife 50kWhは3万1580ポンド(約680万円)となります。
扱いやすいボディサイズに加え、231馬力のパワートレインや約628kmの航続距離、物理スイッチを取り入れた使いやすいインテリアなど、大幅な進化を遂げたID.3 Neo。日本市場への導入にも期待が高まります。
Writer: くるまのニュース編集部
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