V12エンジン&6MTの新たな「“2人乗り”スポーツカー」初公開! 「“パカッと開く”ドア」ד豪華内装”のレトロデザインで「名車復活」! ディアブロベースのエキセントリカ「V12ロードスター」米国で披露
エキセントリカは2026年8月10日(現地時間)、ランボルギーニ「ディアブロ」をベースにしたオープンスポーツカー「V12ロードスター」を初公開しました。往年の名車を現代的にレストアした新モデルは、どのようなクルマなのでしょうか。
名車「ディアブロ」が現代のオープンスポーツカーに!
サンマリノ共和国を拠点とする自動車メーカーのエキセントリカは2026年8月10日(現地時間)、ランボルギーニ「ディアブロ」をベースにした新たな2ドアオープンスポーツカー「V12ロードスター」を初公開しました。
実車は2026年8月14日(現地時間)、米国で開催されたモントレー・カー・ウィークのイベント「The Quail, A Motorsports Gathering(ザ・クエイル・ア・モータースポーツ・ギャザリング)」で展示されました。
エキセントリカは、起業家でランボルギーニのコレクターでもあるエマヌエル・コロンビーニ氏が設立したレストモッドブランドです。
初期型ディアブロをベースに、一台につき3500点以上もの専用部品を開発。1990年代のスーパーカーが持つ個性を残しながら、現代の技術や素材を用いて各部を大幅に再構築しています。

今回登場したV12ロードスターは、同社が手がけるクーペモデル「V12」に続くモデルで、初期型ディアブロを2人乗りのオープンスポーツカーとして現代的に仕立て直したものです。
ベースとなるディアブロは、ランボルギーニが1990年に登場させたスポーツカーです。
低くワイドなウェッジシェイプのボディや、大排気量のV型12気筒エンジン、ドアが上方へ跳ね上がる独特のスタイルなどを特徴とし、現在も高い人気を誇る名車のひとつです。
V12ロードスターのデザインは、イタリア・ミラノを拠点とするデザインスタジオ「Borromeo De Silva(ボロメオ・デ・シルバ)」と共同で開発されました。
エクステリアはディアブロらしい低くワイドなプロポーションを受け継ぎながら、スチールとカーボンファイバーを用いてボディを再構築。トレッドも拡大し、より安定感のあるスタンスとしています。
そして、ディアブロを象徴する装備のひとつである、前方を支点に上方へ“パカッ”と跳ね上がる「シザードア」も継承。往年のスーパーカーを思わせるインパクトのあるスタイルを演出しています。
オープン化にあたっては専用の空力解析をおこない、ルーフを取り払ったことで変化するキャビン周辺の空気の流れを最適化しました。
さらに、カーボンファイバーによる車体の構造補強を施したほか、サスペンションジオメトリーも再設計。専用のセミアクティブダンパーや油圧式パワーステアリング、ブレンボ製ブレーキなども採用されています。
パワートレインには、ディアブロ由来の5.7リッター自然吸気V型12気筒エンジンを再設計して搭載します。
ECUの再調整をはじめ、熱管理や吸気効率などを見直すことで、最高出力550馬力/7000rpm、最大トルク600Nm/6500rpmを発揮します。
組み合わされるトランスミッションは、金属製のシフトゲートを備えた6速MT。さらに3種類のドライブモードも用意されています。
0-100km/h加速は3.8秒で、最高速度は335km/h。車重は1540kgで、前後重量配分は41:59とされています。
インテリアも、1990年代のスーパーカーを思わせるレトロな雰囲気を残しながら、上質かつ現代的に仕立てられました。
コノリーレザーやアルカンターラ、アルマイト処理された素材、カーボンファイバーなどを組み合わせ、クラシカルなデザインと豪華な素材を融合しています。
また、オーナーと相談しながら一台ずつ仕様を決定するオーダーメイド方式を採用しており、ボディカラーやインテリアなどを好みに合わせて仕立てることが可能です。
V12ロードスターの生産台数は世界でわずか19台。価格については明らかにされていません。
Writer: くるまのニュース編集部
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