首都高が10月に「料金改定」を実施へ 全車で値上げ 「維持管理コスト」の上昇による 割引は継続も一部で割引率の変更 「ご理解をいただきたく」

首都高は、2026年10月に料金改定を実施します。

最大490円の値上がり 「維持管理コスト」の上昇で

 首都高は2026年7月31日、2026年10月に料金改定を実施すると発表しました。
 
 維持管理コストの上昇を理由としています。

 首都高では、2025年12月に料金改定を実施予定であると発表しており、国民からの意見を募集し、関係自治体の議決を経て、国土交通省に許可申請を行う予定となっていましたが、今回、値上げが正式に確定した形です。

首都高が料金改定実施(画像:写真AC/イメージです)
首都高が料金改定実施(画像:写真AC/イメージです)

 料金改定では、1kmあたりの料金を1割引き上げます。現行の料金制度では、普通車の場合で1kmあたり29.52円でしたが、改定後は32.472円となり、約3円の値上げとなります。

 例えば、普通車で15kmを超え、20km未満を利用した場合、現行の制度では810円となりますが、改定後は880円になります。

 またこれに伴い、最大料金も変化します。

 普通車の最大料金は、現在が1950円となっているのに対し、2130円と180円の値上がりです。そのいっぽうで、6km未満の短い1区間だけ利用する場合の下限は変更なく、普通車では従来通り300円となります。

 料金の高い特大車では、現行の制度では上限が5080円だったものが5570円となり、最大で490円の値上がりです。

 そのいっぽうで、トラック事業者などの道路運送事業者に対しては、道路運送事業が国民生活を支える重要なインフラであることや、高速道路の持続的な運営・他車種との公平性を考慮し、中型車・大型車・特大車については、2027年6月30日までの9ヶ月間、特別措置として現行料金が据え置かれます。以後は、大口・多頻度割引の割引率が最大45%から最大25%に縮小されます。

 さらに、当初は2025年度に期限を迎えるとしていた各種割引を、5年間延長することも発表しました。

 現行の割引制度では、「大口・多頻度割引」「都心流入割引」「都心流入・湾岸線誘導割引」があります。一部で料金見直しに伴い、割引後の額に変更が生じますが、継続して設定されます。「環境ロードプライシング」「深夜割引」については現行の割引が継続されます。

 今回の料金改定にあたり、首都高は2025年10月に「首都高の持続可能な道路サービスに関する検討会」を設置し、検討を進めてきました。

 首都高は、今回の料金改定について、「昨今の急激な労務費・材料費の口頭により、維持管理コストの上昇への対応が喫緊の課題となっています。これに対し、お客さまに安全・安心な道路サービスを継続的に提供し、また、維持管理の現場で対応しているエッセンシャルワーカーへの適正な労務費の確保・行き渡りを徹底していくための財源を確保するため、料金改定を行うものです」と説明しています。
 
 また、「今回の料金改定に伴い、首都高をご利用いただいているお客さまにご負担をお願いすることとなりますが、こうした背景事情につきまして、ご理解をいただきたくお願い申し上げます」としています。

【画像】これが「改定後の料金一覧」です 画像で見る(28枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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