福島の超・珍しい「バス専用道」を運転! 「一般車は通行禁止」の“鉄道跡地”で運転士になりきり! 絶滅寸前「2ステ“棒ギア車”」にも乗れるJRバス関東「白棚線運転体験会」に潜入!
ジェイアールバス関東(株) 白河支店が開催した、バスファンのための運転体験イベント「第5回 白棚(はくほう)線バス専用道運転体験会」について、その様子をレポートします。
「スタフ」に沿ってダイヤ通りに運転する、本格的な体験運転会
イベントの参加者は、2台のバスをそれぞれ1往復運転することができます。
専用道運転に際し、先に03502号車(ブルーリボンシティ)を運転する組と、97305号車(ブルーリボン)を運転する組に4名ずつ別れてそれぞれのバスに乗り込み、運転体験区間の起終点停留所である「運転体験 三森」および「運転体験 表郷庁舎前」に移動します。なお自分が運転する時間以外は自由行動となります。
筆者は体験運転を行わないので、まず三森12時33分発「2E」便、ブルーリボンシティの03502号車に「乗客」として乗り込みました。
運転区間の途中には「運転体験 高木」「運転体験 梁森(やなもり)」の2停留所が廃止前の姿のまま残っています。バスは停留所に必ず停車して、ドアスイッチを操作して前後ドアを開閉できます。しかも停留所ごとの発車時刻も細かく設定。同乗した白河支店スタッフの掛け声で、ダイヤ通りに終点の表郷庁舎前を目指します。
全4箇所の停留所には、体験運転会の時だけ「体験運転◯◯」と記されたバス停のサインが設置されます。このサインは、実際のバス停と同じメーカーに依頼して製作されたとのこと。
しかも、行先表示機も「白棚線専用道 運転体験イベント号」となっていたり、車内放送も実際の路線で使っている合成音声のものを使用、さらに車内の運賃表示器も通常の路線と同じように作動させるなど、白河支店の力の入れようがわかります。

「2E」便は、途中の高木で表郷庁舎前12時30分発の「1A」便と離合します。バス専用道はいわゆる「単線」で、バス1台分の幅しかないため、広い場所がないとすれ違うことができません。
表郷庁舎前に12時42分に到着後、指導運転士がバスを転回して向きを変え、同バス停12時48分発の「3E」便として三森へと戻り、これで1往復の体験が終了です。
この2E〜3Eの仕業を与えられた参加者は、次は棒ギア車の97305号車に車両を代え、表郷庁舎前14時30分発の「17E」便の運転を行います。
このように8名には、それぞれ違う仕業とスタフが与えられていました。これもまさに路線バスの運転士になった気分を高めてくれます。
体験運転区間を最初はゆっくり走っていた参加者も、慣れてくると次第に速度を出していき、40km/h以上で走行するように。停留所の出発時間も自ら計り、「発車します。おつかまりください」というアナウンスを行う参加者もいるほどでした。
筆者とくるまのニュース編集部員は、実際の路線のように停留所にダイヤ通りにやってくるバスを幾度も活用して、2台の走行シーンを撮影していました。降りる際には降車ボタンを押すこともできるので、運転しない参加者も、乗客の気分を味わえました。

最終バスは三森16時15分発「32H」便・表郷庁舎前16時18分発「31D」便。体験運転終了後は参加者を全員乗せ、指導運転士の運転で支店に戻りました。
また帰路では、鉄道線時代の建物が残るという「番沢」バス停で撮影タイムが設けられ、今日で勇退するブルーリボンのレアな行先を表示するサービスもありました。
支店では会議室に再集合。アンケートに答えた後、個々に「運転証明書」が授与され、ジェイアールバス関東 白河支店の岡見 将浩 支店長が締めの挨拶。
最後に再びアルコール検査を行って、すべてのプログラムが終了しました。






































































































