マツダ新型「CX-5」に乗ってみた! “カジュアル”な内外装にフランス車風の乗り味! 「柔」の走りとなった最新SUVの変化とは
2026年5月21日、マツダは新型「CX-5」を発表しました。モータージャーナリストの工藤貴宏氏が、試乗した印象を詳しくレポートします。
「スーツ」から「普段着」の装いへ。新型CX-5に見る“フランス車的”な軽快さ
フォーマルからカジュアルへ。ドイツ車からフランス車へ。
新しいマツダ「CX-5」に触れて筆者(工藤貴宏)が感じたことを端的に表すとすれば、そのふたつです。
まずフォーマルからカジュアルへ。これはエクステリアもインテリアも含めたデザインと雰囲気です。
先代のCX-5はデザインコンシャスなクルマでした。デビュー当時のマツダはデザインに恐ろしいほどのこだわりがあって、美とカッコよさを追求していました。
オシャレした人が都会で乗るのに似合うような、いわばフォーマルなスーツのようなエクステリアだったといっていいでしょう。
一方で新型のデザインはカジュアル路線。先代が非日常の格式ばったちょっとお高めレストランだとすれば、ファミレスくらいのカジュアルさです。これくらいのほうが親しめて落ち着けるという人も多いでしょう。

インテリアも同様に、「いかにも高級でカッコイイ」という先代に対し「新型はカジュアルでモダンでリラックス」。メッキの装飾も少なく、モダンでリビング感を強めています。
ダッシュボードやドアトリムなどはソフトパッドではなく硬いプラスチック仕上げの部品の範囲が広がったりとコスト削減の影響も感じました。車両価格上昇を抑えるためのコスト削減は、新型CX-5の開発における大きなテーマだったと思われます。
そんな雰囲気の変化は、消費者側としては単純に「好み」で片づけてしまっていいと思います(自動車ライターとしては「マツダの中で何か大きな変化があった?」と勘繰らずにはいられなかったりもしますが…)。
実は、そんな大きなシフトは内外装や雰囲気だけでなく、ドライバビリティからも感じます。それが「ドイツ車からフランス車へ」。
たとえば操作系、具体的にはステアリングの操舵力などがこれまで重めだったマツダ車のドイツ風テイストから大きく変化してフランス車的に“軽さ”を感じる味付けに。
古くからの運転好きはそれを否定するかもしれませんが、一般的なユーザーは歓迎することでしょう。


























































