19年ぶり復活! ホンダ「新型インテグラ」まもなく発売! 5代目は「300馬力超え」×「900万円超え」の高級スポーツカーに!? 上質さも併せ持つ歴代最強モデル「TypeS」に期待大
往年の名車、ホンダ「インテグラ」が日本に戻ってきます。「東京オートサロン2026」出展時は検討段階にあったアキュラ「インテグラタイプS」の導入が正式に決定しました。北米で培われた320馬力の実力をそのままに、日本投入となります。
往年の名車「インテグラ」日本復活へ
ホンダが2026年3月に示した「米国生産乗用車の日本導入」は、具体的な動きとして表れ始めています。
発売時期や仕様の詳細は未公表ですが、北米で展開されてきた「インテグラ タイプS」の内容と、その特徴を整理します。
カスタムカーイベント「東京オートサロン2026」に参考出品として出展された、アキュラ(ホンダの北米向け高級ブランド)のインテグラ タイプSは、ロー&ワイドなプロポーションと上級感のある佇まいで来場者の注目を集めていました。
突如として日本のイベントに出展されたことから、当初から日本導入の可能性が指摘されていましたが、会場でホンダ関係者に取材した際には「今回の反響次第で検討する」との回答。
ただ、そこからわずか2か月後での発表であったことを踏まえると、日本導入はイベント出展の時点で、ある程度固まっていたものと思われます。
今回、インテグラ タイプSの国内導入が決まった背景には、国土交通省が新設した「米国製乗用車に関する認定制度」があります。米国との通商面への配慮に加え、北米で評価されているモデルを日本に持ち込むことで、ラインナップの幅を広げる狙いも重なっています。
ホンダからは、このインテグラ タイプSのほか、大型SUV「パスポート」の導入も公表されています。
![復活の「インテグラ」どんなクルマ?[画像は北米仕様]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2027/01/20260119_ACULA_INTEGRA_Type-S_009.jpg?v=1768798824)
アキュラのインテグラは、2023年より展開されてきたモデルです。
かつて日本で販売されていた“ホンダ”のインテグラ タイプRが、軽さと鋭いレスポンスを重視したモデルだったのに対し、現行のインテグラ タイプSは、速さに加えて快適性や装備の充実も意識した仕立てとなっています。
パワートレインには、最新の「シビック タイプR」と同系統の高性能な2リッター直列4気筒VTECターボを搭載し、最高出力は320psを発揮。トランスミッションは6速MTのみという構成で、走りへのこだわりが色濃く反映されています。
ホンダのスポーツカーといえば、現在日本市場には、純粋なスポーツモデルであるシビック タイプRに加え、ハイブリッドクーペの「プレリュード」が用意されています。
インテグラ タイプSは、内外装の仕立てや装備内容はよりプレミアム志向となっており、速さに加えて上質さも求めるユーザーに向けた、ラグジュアリー志向のスポーツモデルといえるでしょう。
現時点で国内価格は公表されていませんが、米国市場では5万3900ドル(約857万円)となります(2026年5月下旬現在の為替レートで換算)。
近年のホンダ車ではスポーツモデルの価格上昇が顕著であり、シビック タイプRも2026年5月時点の価格は617万9800円(消費税込)。
その上位に位置づけられるインテグラ タイプSの国内販売価格は、900万円代に届く可能性が高いと考えられますが、この価格帯が日本でどこまで受け入れられるかは、未知数です。
ただ、シビック タイプRが高価格にもかかわらず、受注停止となるほどの人気を集めている現状を踏まえると、800万円台に収めることができれば、商品としての成立性は高まるとも考えられます。
今回のインテグラ タイプSの日本投入で、もうひとつの注目点が、アキュラブランドの扱いです。
日本では展開されていないブランドであるため、そのままアキュラとして販売されるのか、ホンダブランドとして導入されるのかによって、受け止め方は大きく変わります。
この判断は、今後のブランド戦略にも関わる重要なポイントといえます。
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はたして、インテグラ タイプSの日本導入は、単なる話題に終わるのか、それとも新たなポジションを築くのか。
正式発表で示される内容が大きな分岐点になりそうです。
Writer: 吉川 賢一
日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイライン等のFR高級車の開発に従事。新型車や新技術の背景にあるストーリーや、作り手視点の面白さを伝えるため執筆中。趣味は10分の1スケールRCカーのレース参戦、クルマ模型収集、サウナなど
































