新車109万円! スバルの「“新”軽トラ」に問合せ“増加”! 多少価格アップでも「乗りかえ検討」多発!? 新CVT搭載&充実装備の「サンバー 改良モデル」最新の動向を販売店に聞いた
スバルの軽トラック「サンバートラック」の一部改良モデルについて、販売店に最新情報を聞いてみました。
一部改良モデルは2か月〜3か月で納車可能
2026年3月26日、スバルは「サンバートラック」の一部改良を行い、発売をしました。
販売店に届いているユーザーからの反響について、スバルディーラーに問い合わせてみました。
スバル「サンバー」がデビューしたのは、1961年2月のことです。「東京オリンピック」が開催される3年前、昭和36年でした。
1958(昭和33)年に誕生したリアエンジン・リア駆動(RR)の軽乗用車「スバル360」をベースにしたサンバーは、貨物車でありながらも乗り心地や走行安定性に優れており、当時の軽四輪トラックのなかではもっとも低床で広い荷台を持つクルマとなっていました。
ちなみに、インド原産の鹿「SAMBAR」が車名の由来であることからも、出足や加速力、登板力などの基本的な性能も他車と比較して優れていたのです。
また、ボディの構造についても、バンパー位置に対して、運転席をできるだけ後退させ、安全性を考慮するとともに、運転席側のドアのガラスを巻き上げ式とするといった配慮がなされています。
以来、昭和から平成にかけての激動の時代を駆け抜けていくこととなります。
長らくRRレイアウトを継承しながら自社生産を続けてきましたが、2012年からはダイハツからのOEM供給へ切り替わり、一般的なキャブオーバー型のフロントエンジン・後輪駆動レイアウトとなりました。
現行モデルは2022年の大幅改良で、新開発CVTや最新の安全装備「スマートアシスト」を導入。
さらに、2025年2月には側面衝突規制への対応など細かな年次改良が施され、常に進化を続けています。

今回の改良におけるポイントに、予防安全機能「スマートアシスト」の強化や、検知対象に加えて「横断中の自転車」にも対応できるようになりました。
さらに、交差点での事故を防ぐための新機能も追加されており、右折時に直進してくる対向車や、右左折時に横断してくる歩行者を検知する機能を追加することにより、複雑な交通状況下でもドライバーをより手厚くサポートが可能です。
また、室内の装備の面においては、一部グレードに「スマートフォンに連携した9インチディスプレイオーディオ」をメーカーオプションとして設定。
ラインナップは、シンプルな「TB」から広々とした「グランドキャブ」まで、用途に合わせた4タイプが用意されています。
パワートレインは排気量660ccエンジンに、5速MTとCVTを選択可能で、駆動方式も2WDあるいは4WDを選択可能です。
車両本体価格は、109万4500円から162万8000円(いずれも消費税込み)です。
一部改良モデル発売後のサンバーについて、4月下旬に首都圏にあるスバルディーラーに現在の状況を問い合わせてみました。
「車検が近づいてきたタイミングで一部改良したことをご案内したお客様に『これを機に乗りかえようか』とおっしゃっていただいたケースもあります。
詳しく伺うと『スマートアシスト機能が少しでも拡張されているのはありがたい』ということでした。納期も比較的短期で、2か月〜3か月くらいです」
ほかのスバルディーラーにも問い合わせてみました。
「現在注文できるのが一部改良モデルということで、改良の内容や、どれくらい高くなったのかということをお問い合わせいただきますね。
おおよそですが、グレードにより7万円〜10万円の値上げです。
スマートアシストが強化されていますし、後付けできない装備が追加されたので、このあたりをご説明しております」
ユーザーにとっては少しでも安く買いたいのが偽らざる本音でしょう。そのいっぽうで、最新モデルだからこそ標準装備されている機能があります。
このあたりを踏まえたうえで乗り換えるべきか、新たに購入すべきか判断する必要がありそうです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。




































