日産「新型エルグランド」の最高級“エグゼクティブ仕様”初公開! 上質「ナッパレザー」内装の静寂空間! もっと贅沢な「隠し玉」にも期待大なショーファーモデル「新型VIP」どんなクルマ?
日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は、今夏の発売を予定している新型ミニバン「エルグランド」のカスタムカー「エルグランド VIP」を先行公開しました。どのようなクルマなのでしょうか。
先行公開された「3列シート」車のほかに「2列・4人乗り仕様」もある!?
2026年5月8日、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は新型ミニバン「エルグランド」のカスタムカー「エルグランド VIP」を先行公開しました。
エルグランドは、1997年に初代が誕生したラージクラスミニバンです。
メッキパーツをふんだんに使った力強い外観と豪華なインテリア、ハイパワーなエンジンを強みに、日本における高級ミニバンというジャンルそのものを切り開いてきました。
通算4代目となる新型は、2025年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2025」で初めて一般公開され、2026年夏の発売が正式に発表されています。
2010年に登場した3代目から数えると、実に16年ぶりのフルモデルチェンジとなります。
新型が掲げるコンセプトは「The private MAGLEV(リニアモーターカー)」。滑らかで静粛な移動体験と、堂々とした存在感を兼ね備えた日本的なモダンデザインを目指して開発されました。外観は威風堂々としながらも洗練された印象で、先代から大きくイメージを刷新しています。

インテリアも、現代にふさわしい大幅な進化を遂げています。大型ディスプレイの採用をはじめ、キルティングや木目パネルを随所にあしらい、空間全体に高級感を演出しました。
アンビエントライトが車内をやわらかく彩り、22スピーカーのプレミアムサウンドシステムが上質な音響空間を作り出します。移動時間そのものを贅沢なひとときに変える、まさに高級ミニバンにふさわしい室内空間です。
パワートレインには、日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」の第3世代最新版を採用しました。
専用設計された1.5リッターターボの発電専用エンジンと、モーター・発電機・インバーターなどを一つにまとめた「5-in-1」ユニットを搭載しており、走行中の静粛性と燃費性能をこれまでにない水準まで高めています。
エンジン音が極めて少ないため、車内での会話や音楽鑑賞も快適に楽しめるでしょう。
駆動方式には、日産独自の電動四輪制御技術「e-4ORCE」による電動4WDを採用しています。前後のモーターを精緻に制御することで、揺れや傾きを抑えた安定した乗り心地を実現するとともに、コーナリング時の安定性も大きく向上させました。
乗員全員が快適に過ごせる移動空間づくりに、この技術が大きく貢献しています。
走行・快適性能の向上はそれだけにとどまりません。
プラットフォームを全面刷新したうえで、徹底した遮音設計を施し、外部からのロードノイズや風切り音を大幅に低減しています。また、路面状況や走行シーンに応じてサスペンションの減衰力をリアルタイムで自動調整する「インテリジェントダイナミックサスペンション」も搭載。凸凹した路面でも車体の揺れをしっかりと抑え、乗員に穏やかな乗り心地を届けます。
安全・運転支援の面では、最新の「プロパイロット」と、より高度な支援機能を持つ「プロパイロット2.0」の両方を用意しています。高速道路での長距離移動時にドライバーの操作負担を軽減し、疲労を抑えながら安全に目的地まで到達できるよう支援する機能です。
そして新型エルグランドには、これまでの歴代モデルにも設定されていた特別なグレード、「VIP」も設定されています。
ショーファーカー、つまり運転手付きの送迎車としての利用を想定した、後席の快適性と特別感を極限まで追求したモデルです。
エクステリアには、ダークメタルグレーのフロントグリルや専用の18インチホイールを装備し、VIPグレードであることを示す専用エンブレムも配置。さらに、特別な装飾と照明機能を備えたオートステップを装着しており、乗り降りのシーンからすでに特別感を演出します。
インテリアはブラックを基調とした落ち着いた空間で統一されており、シートにはVIPの名にふさわしいプレミアムナッパレザーを採用しています。
きめ細かくしっとりとした質感が、長時間の移動でも上質な着座感をもたらすでしょう。
後席(セカンドシート)には15.6インチの専用モニターを標準装備しており、移動中も映像コンテンツをゆったりと楽しむことができます。読書灯も備えており、夜間の車内でも手元を快適に照らしてくれます。
ビジネスシーンからプライベートまで、あらゆる場面で最上級の移動体験を提供するモデルです。
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最近ショーファーカーとして多く見かけるのは、ライバルであるトヨタ「アルファード」ですが、今回のエルグランドに用意された「VIP」は、アルファードのエグゼクティブラウンジを凌ぐ存在になるかもしれません。
なお今回先行公開されたのは、3列シート仕様のみでしたが、先代や先々代のエルグランドVIPには、2列・4人乗りとしたさらに贅沢な仕様も設定されていました。
新型にもこうした仕様が「隠し玉」として残されているのか、ますます目が離せない存在になっています。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。









































































