スズキ「ハスラー」登場6年経過もなぜ人気が衰えない? カクカクボディに丸目ライトが個性的! ちょっとした悪路もイケる「軽SUV」の魅力とは!

2020年の登場から6年が経過しても、高い人気を誇るスズキ「ハスラー」。なぜこれほど長く愛され続けるのか、その理由に迫ります。

「ハスラー」登場6年経過もなぜ人気が衰えない?

 スズキのSUVタイプの軽自動車「ハスラー」は、常に販売ランキングの上位を維持する人気モデルです。

 全国軽自動車協会連合会が発表した2026年4月の軽自動車におけるランキングでは5位に食い込むなど、登場から6年が経過した現在でも人気が衰える気配はありません。

 まもなく一部改良を受けるという噂もあるハスラーですが、どのようなところが人気なのでしょうか。

 ハスラーが画期的だったのは、軽自動車が得意とする「広い室内空間」に、雪道や段差も安心な「高い車高(ロードクリアランス)」を掛け合わせた点にあります。実用性と遊び心を両立させたこの「軽クロスオーバー」というスタイルは、ありそうでなかった発明でした。

 またデザイン面でも、かつての軽自動車で主流だった派手なカスタム路線とは一線を画し、丸目2灯のキュートさとギア感をブレンド。

 この「親しみやすいのにタフ」という個性的なルックスは、現在の軽自動車のデザイントレンドを先取りしていたとも評価できます。

 2020年1月に登場した現行の2代目は、その完成された初代のデザインを大切に継承。中身はさらにブラッシュアップされ、全車にマイルドハイブリッドシステムを標準装備するなど、現代の軽自動車に求められる環境性能と走りの質を両立した「全方位万能型」の一台へと進化を遂げています。

「ハスラー」登場6年経過もなぜ人気が衰えない?
「ハスラー」登場6年経過もなぜ人気が衰えない?

 ネット上でも、ハスラー独自の個性を評価する声が多く見受けられ、「高過ぎないアイポイントと最低地上高が高いので悪路も行ける」「デザインだけで選んでも文句なし」、「見切りが良く小ぶりでカクカクしているデザインが微笑ましい」など、デザインの秀逸さや実用性が評価されているようです。

 また、初代のイメージを大切にしたキープコンセプト路線がオーナーたちに安心感を与えているのも高評価。

「気軽にパッと乗れる、生活に欠かせない相棒」、「初代からのデザインを継承していて長く乗れそうなのが嬉しい」、「年齢に関係なく笑顔で乗れるのが魅力」と声があるように、軽自動車という枠組みを超えた個性が満足度に繋がっていることがわかります。

 そんなハスラーのなかで2024年5月の仕様変更でラインナップに加わった「タフワイルド」も人気な1台です。

 もともと初代でも高い支持を得ていた特別仕様車ですが、待望のカタロググレードとして昇格を果たしています。

 タフワイルドは、フロントグリルやバンパーをガンメタリック塗装で引き締め、ルーフレールを標準装備するなど、ハスラーが本来持つオフローダーとしての力強さをより強調した外観が特徴。

 内装もマットカーキを基調とした落ち着いたトーンでまとめられ、撥水加工シートを採用するなど、キャンプや釣りといったアクティブな趣味を持つ層のニーズに応えています。

 もし、これからこの魅力的なクロスオーバーを相棒に選ぶなら、荷物を満載した際や高速走行でも余裕を感じられるターボモデルとの組み合わせが、ハスラーの「どこへでも行ける」というキャラクターを最大限に引き出してくれるでしょう。

 雨の日やアウトドアシーンでも気兼ねなく使い倒せる実用スペックは、まさに現行ハスラーにおける一つの完成形といえるかもしれません。

※ ※ ※

 登場から6年が経過した今もなお、ハスラーの魅力が衰えることはありません。本格オフローダーである「ジムニー」ほどストイックすぎない親しみやすいデザインを持ちながら、日常での使い勝手や実用性も十分に備えています。

 さらに、ちょっとした悪路なら難なくこなせる機動力まで兼ね備えているのですから、現在もっともバランスの取れた軽自動車の一台といえるのではないでしょうか。

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Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ

2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。

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