新車36万円から! トヨタ最安「小さい3輪車」に注目! 全長70cmの超小型ボディ&歩道を走れる! 免許不要で乗れる「C+walk T」とは!
トヨタで最も低価格なモデルは、四輪車ではなく小型モビリティの「C+walk T」です。新しい移動のカタチとして注目されています。どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタ最安の「小さい3輪車」に注目!
安価でコンパクトなトヨタ車といえば、ダイハツのOEMをトヨタブランドで販売している「ピクシスエポック」が思い浮かびます。
99万2200円(消費税込、以下同)と、100万円を切るコストパフォーマンスの高さが光る軽自動車ですが、一方で四輪車という枠組みを超えれば、トヨタで最も低価格なモデルは「C+walk T(シーウォークティ)」という、移動用小型車(小型モビリティ)になります。
この小型モビリティは、これからの生活において身近な存在になると期待されています。
最近は運転免許を返納する人も増えており、クルマに代わる新しい移動のカタチが求められています。これまでの「シニアカー」よりも、もっと手軽でスマートに使える乗り物が必要とされているのです。
現在、トヨタをはじめ多くのメーカーがこの分野の開発に力を入れており、歩くには少し遠い場所へも気軽に出かけられる、新しい日常のアシとして、今後の普及が見込まれています。
C+walk Tとは、どのような乗り物なのでしょうか。

C+walkシリーズは、トヨタが2022年から展開している電気自動車(EV)の名称です。C+walk Tは立ち乗り仕様で、他にも「C+walk S」という着座仕様がラインナップされています。
C+walk Tは、道路交通法上では「移動用小型車」に区分されます。これは法律上「歩行者」として扱われることを意味しており、歩道を時速6km以下で走行することが可能。運転免許証やヘルメットは不要です。
なお、公道走行が可能なのは2023年5月以降に発売されたモデルに限られます。それ以前に発売された旧モデルは、法規上の理由から公道を走ることができないので注意が必要です。
一方、最近普及している電動キックボードなどは「特定小型原動機付き自転車」という「車両(軽車両に近い扱い)」に分類されます。こちらは主に車道を時速20kmで走行するもので、歩行者扱いのC+walk Tとは走行場所もルールも異なる区分になっています。
トヨタは「Mobility for All ~すべての人に移動の自由を~」をテーマに、さまざまなライフステージをサポートする小型モビリティを位置づけており、C+walk Tは高齢者の使用だけでなく、大規模施設内での移動や巡回などの歩行業務、健常者の日常的な移動手段としての活用も想定して開発されました。
ボディサイズは全長700mm×全幅450mm×全高1190mmと非常にコンパクト。身長140cm~185cmまで搭乗可能で、最大積載量(乗員と荷物の合計)は100kgまで対応しています。
操作も非常にシンプルです。メインスイッチで起動後に専用のキーで使用認証を行い、ハンドルに装着されたアクセルレバーを押すと走り出し、離すと停止します。緊急時用のブレーキレバーも左右両方に付いているため、直立できる状態であれば直感的に操作が可能です。
一充電当たりの航続距離は約16kmと、近場への外出に適したスペックとなっています。
価格は36万3000円から。ただし、トヨタのすべての店舗で購入できるわけではなく、販売・レンタル・メンテナンスなど、店舗によって取り扱い内容が分かれています。購入を検討する際は、最寄りの取り扱い店へ相談するのがスムーズです。
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C+walk Tは、歩く負担を軽減したい高齢者だけでなく、一般の方の日常的な移動手段としても普及する可能性があります。
できるだけ長くクルマを運転したいと思うのはドライバー共通の願いかもしれません。それでも、いつか四輪車から離れる時、この小型モビリティが有力な選択肢の一つとしてあれば、移動の自由は守られます。
短距離の移動にこうしたモビリティを活用することは、環境や交通環境にとっても大きなメリットとなるはずです。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。

























