「直管」「チカチカブレーキ」の“大迷惑”改造バイクをその場で「検挙」! 5台の所有者に「すぐにバイクを直しなさい」命令! 夜間の国道に出現の“不正改造車”を取締り 香川
国土交通省 四国運輸局は、香川運輸支局が高松中央IC付近で実施した街頭検査の内容を発表しました。5台の不正改造車に整備命令書を交付したといいます。
改造バイクをその場で検挙
国土交通省 四国運輸局は2026年5月8日、香川運輸支局が街頭車両検査を実施したと発表しました。
検査では、6台の車両のうち、5台に整備命令書を交付したといいます。
日本国内の公道を走行するクルマは、一定の安全・環境基準を定めた「保安基準(道路運送車両の保安基準)」に適合する状態でなければなりません。
装置の取り付けや取り外し、改造などを行ったことで、保安基準に適合しなくなった状態を「不正改造」といい、れっきとした違反になるだけでなく、周囲の交通や近隣住民に迷惑をかけ、場合によっては事故につながったり、危険を与える可能性もあります。
不正改造の一例としては、マフラー取り外し(直管)や競技用など爆音を発生させる基準外マフラーの装着、サスペンションの改造(車高を落としたシャコタン、コイルスプリングを切断するバネカット)、大型ウイングなどの取り付け、ライトの色の変更、タイヤやホイールなどの露出(ハミタイ)などがあります。
直管や爆音マフラーは、始動・加速時に排気音がこだまし、近隣にとって大迷惑になります。サスペンション改造では、保安基準にある最低地上高9cmを切ると車体やエンジンを路面に打ち付け、走行不能になって立ち往生したり、マフラーなどの金属部分を擦って火花を発生させ、火災になることもあります。
車体幅を超えるウイングやスポイラーは、歩行者や自転車などに当たってケガをさせたり、基準外の粗悪なものだと外れて事故になることもあります。ハミタイも同様に、歩行者を巻き込む可能性があり、非常に危険です。
ライトの色や光り方の変更、余分な電飾の取り付けは、夜間に対向車や後続車から見て、クルマが進んでいるのか停まっているのかわからず、事故を招きます。
これら不正改造は、すべて保安基準適用外の違反となりますが、依然として一部の輩が行っており、なかには不正改造車のグループをつくり、群れて行動し、集団で周囲に迷惑をかける連中も多くいます。
バイクでは、特に「暴走族(珍走団)」や「旧車會」と呼ばれる連中が、夜間に集団で国道や県道を空ぶかしや蛇行運転をしながら走行し、沿線住民に騒音と恐怖を与え、多大な迷惑を及ぼしています。

今回、香川運輸支局は、自動車技術総合機構四国検査部と連携し、香川県警とともに国道11号の高松道 高松中央IC付近で街頭車両検査(検問)を実施。
検査は2026年4月24日の20時から22時にかけての夜間に行い、バイク6台に対し、不正改造がないかを調べました。結果、5台で不正改造が見つかったといいます。
添付されている写真には、運輸支局の検査員や自動車技術総合機構の係員に囲まれて不正改造の検査を受けている様子が映っています。
5台で主に見つかった不正改造は、消音器の取り外し(直管)、禁止灯火(点滅する制動灯、ブレーキランプ)の取り付けなどが確認されました。
5台はその場で検挙され、道路運送車両法に基づき「整備命令書」が交付されます。
整備命令書は「15日以内に、保安基準に適合するようにクルマを直して見せに来なさい」という内容の命令書で、所有者はすぐに修理して保安基準に適合させたうえ、最寄りの運輸支局などに持っていき、直接の確認を受ける必要があります。
Writer: くるまのニュース編集部
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