“新たな”「ホンダ“NSX”」登場! 初代の「旧車デザイン」&“赤い”「ホンダエンブレム」採用のホンダ公認「スーパーカー」! 3.5リッター「V6」ツインターボ搭載「NSX トリビュート by イタルデザイン」どんなモデル?
「オートモビルカウンシル2026」に出展した「イタルデザイン」は、初代NSXを彷彿とさせるデザインを持つ「NSX トリビュート by イタルデザイン」を展示しました。
歴史を変えた「日本のスーパーカー」生誕35周年を祝う新型スポーツカー
イタリア・イタルデザインは、2026年4月10日から12日までの3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されたヘリテージカーイベント「オートモビルカウンシル2026」に、新型スポーツカー「NSX トリビュート byイタルデザイン」を出展し、多くの人が足を止めていました。
NSX トリビュート byイタルデザインは、初代「NSX」(NA1型)を彷彿とさせるデザインが特徴です。
2026年1月に開催された「東京オートサロン2026」で初披露され話題を呼びましたが、今回のオートモビルカウンシル2026でも、大きな注目を集めたのは言うまでもありません。
イタルデザインといえば、近年では日産と共同開発した「GT-R50 byイタルデザイン」が思い出されますが、国産メーカーとタッグを組む新たなプロジェクトとして、ホンダのNSXを選出しました。
同社はその理由として、初代NSXは、アルミニウム製ボディや3リッターV型6気筒VTECエンジンなどの高度なエンジニアリングを持つNSXが、欧州のスポーツカーに匹敵するゲームチェンジャーだったこと、そして日本国内のJDM(Japanese Domestic Market)カルチャーへの敬意によるもの、と説明しています。

またプロジェクトが立ち上がった2025年は、1965年のF1初優勝、1990年のNSX発売、そして1995年のル・マン24時間レースGT2クラス優勝という3つの大きな節目から数えてそれぞれ50周年・35周年・30周年の年でした。
つまりNSX トリビュート byイタルデザインは、それを祝うために生まれたモデルでもあったのです。なお、このプロジェクトはホンダからの公認も獲得しています。
NSX トリビュート byイタルデザインは、初代NSXのイメージが強いですが、ベースは3.5リッターツインターボ搭載のハイブリッド4WDスポーツである2代目NSX(NC1型)です。
カーボンファイバー製のボディパネルによって、新たなNSX像の「再定義」を行なっています。
情感と迫力、そして繊細さを兼ね備えたエクステリアデザインは、初代NSXの上品ささえ感じるクリーンなディティールと、2代目NSXの未来的な雰囲気を融合。彫刻的なエッジと、美しい曲面を見事に織り交ぜています。
「フローティングリング」と呼ばれるブレーキライトを配したリアスポイラーは初代NSXがモチーフ。ルーフ後端のエアインテークも、GT選手権で活躍した「NSX GT」からの引用です。
ボディカラーは「チャンピオンシップホワイト」で塗られているほか、ノーズ先端には「NSX-R」のような「赤いエンブレム」が輝いており、NSX トリビュート byイタルデザインがホンダの高性能車の系譜上にいることを示しています。
展示されていた現車は室内もないモックアップのため、NSX トリビュート by イタルデザインはコンセプトカーや参考出品車、あるいはデザインスタディのようにも見えます。
しかしイタルデザインでは、NSX トリビュート byイタルデザインを10台から15台ほどの少量生産を行うと発表。約100万ユーロ(約1億8450万円/2026年4月末の為替レート)での販売を予定しているといいます。
購入を検討している人は、イタルデザインの公式ウェブサイトから問い合わせてほしいとのことです。
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NSX トリビュート byイタルデザインのプロジェクトを日本で展開するために、イタルデザインから戦略的パートナーに任命されたTPE(有限会社ティーピーイー)では、同社のウェブサイトに「ユーザーが所有する2代目NSXをイタルデザイン仕様の外装・内装へとリデザイン(再構築)する特別プログラムを開始する」とも記載しています。
同プロジェクトの今後にも注目です。
Writer: 遠藤イヅル
1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター・ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持ち、コピックマーカーで描くアナログイラスト、実用車や商用車・中古車、知られざるクルマの記事を得意とする。



























































