トヨタ「“新型”ヴォクシー/ノア」まもなく発売! 「台湾製造に切り替え」でユーザー“困惑”!? 果たして本当なのか? 5月発売の超・人気ミニバン「改良モデル」が販売店でも話題に
トヨタの人気ミニバン「ノア/ヴォクシー」の改良モデルが登場しましたが、一部では台湾で製造されるのではないかとされています。その真相はどうなのか、販売店に聞いてみました。
一部生産車が台湾製になる模様
2026年4月10日、トヨタは人気のミドルクラス3列シートミニバン「ノア/ヴォクシー」の一部改良を実施し、5月6日に発売すると発表しました。
一部報道では台湾製になるとの情報があり、トヨタディーラーに問い合わせてみました。
ノアとヴォクシーは2001年にデビューしました。乗り降りがしやすいスライドドアに加えて、3列シートを装備。さらに、FFプラットフォームを採用したことで、低い床面と広い室内を両立。
多くの人や荷物を乗せられる広く快適な室内空間といった「ミニバンならではの使い勝手」を徹底的に追求した結果、またたく間に人気モデルとなっていきます。
なお、ノアは親しみやすいデザインを採用したいっぽう、ヴォクシーはシャープな顔つきのスタイリッシュモデルとなっており、デザイン上で差別化を図っています。

現行モデルにあたる4代目は2022年1月にデビューしており、デビューから25年経った現在もなお、安定した人気を誇ります。
4代目となったノア/ヴォクシーは、みんなでやりたいことを詰め込んで出かけたくなる「より快適に」「より便利に」「より安心な」ミニバンとしてデビュー。
クルマの骨格となるプラットフォームに、TNGAプラットフォーム(GA-C)を採用し、基本性能の大幅な引き上げを図ったほか、最新の先進装備「トヨタセーフティセンス」を採用することでミニバンとしての魅力をさらに追求しています。
ボディサイズは全長4695mm×全幅1730mm×全高1895-1925mmで、全車が3ナンバー車となっています。
発売後から安定した人気を誇り、ミニバンジャンルではノア/ヴォクシーを1車種とすると、新車販売台数ではトップレベルとなります。
デビューから3年半が経過した2025年9月に初となる一部改良が実施されており、このときの主な変更ポイントは、ボディカラーの変更、セットオプションの変更および標準装備化、給電アタッチメントの追加、ウェルキャブ車の仕様変更と仕様追加、車両本体価格の変更が行われています。
そして今回、2回目の一部改良が実施されています。
主なポイントとしては、2リッターガソリン車を廃止し、1.8リッターハイブリッド車に統一(ウェルキャブを除く)。
ノアではエアロデザインの廉価モデル「S-X」グレードを新設、ノア/ヴォクシーともに、フロントまわりの意匠変更、上級モデルのインテリアの質感向上、液晶メーターのサイズ拡大やドライブレコーダーの設定、ワンタッチパワースライドドアの装備など利便性のアップ、さらには乗り心地や静粛性の向上などが図られています。
改良モデルのノアの車両本体価格は、326万1500円から430万9800円まで、そしてヴォクシーの車両本体価格価格は375万1000円から438万200円です(いずれも消費税込み)。
そして実は、今回の一部改良のタイミングで、ノア/ヴォクシーの一部モデルが台湾で生産されるという情報があります。
それは果たして真実なのか、4月中旬に首都圏にあるトヨタディーラーに問い合わせてみました。
「ノア/ヴォクシーの一部が台湾で生産されるというという情報は事実だと思います。
ただ『すぐに』というわけではなさそうです。
現時点で詳細は申し上げられませんが、トラブルを未然に防止する意味でも、ご注文時に『台湾で生産される可能性があること』をお伝えしているのは確かです。
見た目には見分けがつかないとしても、気にされる方はいらっしゃると考えております」
同じタイミングで、関西エリアのトヨタディーラーにも問い合わせてみました。
「日本生産モデルと台湾生産モデルで決定的に異なることがあるとしたら、『国産車』『輸入車』の扱いであること、それと『車体番号』です。
車体番号は車検証にも記載されるので、その情報を見れば一目瞭然です。
『どうしても国内生産モデルが欲しい』という場合、仕様によってはご希望にそえられない可能性も考えられます」
実際には品質にまったく問題がないとしても、やはりトヨタのミニバンだから日本製がベストだという「気持ちの問題」が大きい側面もあり、購入を検討しているユーザーにとっては気になるところでしょう。
いざ商談になったら、改めて確認することをおすすめします。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。
































