原付免許で乗れる50cc超のバイク「新基準原付」の認識、まだまだ広まらず? 「125ccは速度制限が30キロになるってこと」「原付免許で125cc乗れる」 新しい基準や交通ルールの誤認が多発
2025年10月31日をもって従来の原付一種が生産終了し、新たに「新基準原付」という区分が登場しました。しかしながら、この新しい基準やそれに伴う交通ルールについて、誤解をしている人も多くいるようです。
原付免許で50cc超〜125cc以下のモデルに乗れるというのは勘違い!
国内のバイク市場において、従来の原付一種の新車が2025年10月31日をもって生産終了した代わりに、「新基準原付」が販売されるようになってきています。
新基準原付とは、従来の排気量50ccまでの原付一種と異なり、総排気量が50cc超〜125cc以下におさめられたバイクのことで、2025年4月から導入されました。
排気量の拡大に加えて、最高出力を4.0kW以下に厳密におさえているという点が最大の特徴となっています。
交通ルールについては、従来の原付一種とまったく同じとなっており、最高速度の制限(30km/h)や二段階右折といった、原付一種特有の交通ルールはそのまま適用されることになります。
そして、新基準原付の導入から約1年が経過した2026年4月下旬現在でも、新基準原付に対する認識が曖昧なユーザーが少なくないようです。
実際、SNSにおいても、新基準原付に関する誤解について触れた投稿が多く見受けられます。
たとえば、あるユーザーは周囲の認識不足による無免許運転のリスクについて、次のように警鐘を鳴らしています。

「仕事で新基準原付について問い合わせがあったんですが、本当に勘違いされている人が多くて、徹底して周知しないと、みんな無免許運転になりますよ」
さらに、別のユーザーは制度が導入された当初の自身の勘違いについて「新基準原付、最初は普通免許のみで125ccまで乗れる様になったのかと思ってた。今でもそう思っている人は少なくないと思う」と振り返っていました。
他にも、「普通免許で既存の125ccに乗れると勘違いしている実例を聞いたことある」「新基準原付について他の人と話すと高確率で勘違いしてるのよね。『原付免許で125cc乗れるようになるんでしょ!』って」と周囲の誤解について投稿している声も複数見受けられます。
なかには、「50cc〜125ccの二輪車が原付一種の定義になるってことで合ってる? つまり125ccは速度制限が30キロになるってことだよね? 免許取りに行かなくて良かった」と、実際に新基準原付について誤解をしている旨のコメントも見受けられました。
さらに、新基準原付の新シリーズとして「Dio110 Lite」「スーパーカブ110 Lite」「スーパーカブ110プロ Lite」「クロスカブ110 Lite」を展開しているホンダの販売店担当者も、次のように話していました。
「いただいた問い合わせの中には、新基準原付は原付免許でも125ccに乗れるものだと勘違いしている声もありました。
実際はあくまで条件付きでなら乗れるよということなのですが、125ccという言葉が先行してしまって、誤解してしまうようです。
やはり、新基準原付の導入から1年とまだ日が浅いこともあって、認識が浸透していないという部分はあると思います」
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このように、新基準原付は基本的な交通ルールは原付一種と同じであるにもかかわらず、その認識が曖昧なユーザーが依然として見受けられるのが現状です。
無免許運転などの重大な違反を防ぐためにも、新基準原付と既存の125ccモデルの違いを正しく理解し、交通ルールを守ることが求められます。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。









































































