「すごい事故…」 首都高が「セダンが分岐に突っ込む瞬間」動画を公開! ありえない「完全ノールック“直前”車線変更&車間不足」でとんでもない大事故に発展! 注意徹底を呼びかけ
首都高は公式SNSで、実際の動画を用いた交通安全に関する投稿も行っています。なかでも、「急な車線変更」を原因とする事故の動画は34万回という閲覧数を記録しています。一体どのような動画なのでしょうか。
白いセダンが分岐直前で車線変更し激突
首都高速道路(以下、首都高)は公式SNS「【公式】道路交通情報@首都高」で、リアルタイムの交通情報のほか、実際の動画を用いた交通安全に関する投稿も行っています。
そのなかでも、「車線変更時の注意徹底!のお願い」と題した動画は34万回の閲覧数を記録しています。いったい、どのような動画なのでしょうか。
映像は首都高本線のジャンクション(JCT)を捉えた道路カメラの記録です。
周囲の構造物などから、C2中央環状線の小菅JCTのうち、葛西方面へ向かう外回り区間とみられます。
JCTの構造は、左分岐の1車線が6号三郷線方面、右分岐の2車線がC2葛西方面へ行くようになっており、撮影時刻は不明ですが、朝焼けか夕焼けのように見えることから、日が傾いた薄暮時間帯と思われます。
いずれのレーンにも途切れることなくクルマが流れており、交通量は比較的多い状況でした。
映像が始まって約1秒後、左の6号三郷線方面へ進む白いセダンが現れます。前方を走るガスボンベ積載のトラックに対し、不十分な車間距離で、またなぜか分岐のゼブラゾーンをまたぐ右寄りの位置を走行していました。

JCTの分岐点が目前に迫ったところで、白いセダンは急制動をかけ、右ウインカーを点灯させます。どうやら本来進みたいのは三郷線ではなかったようで、C2葛西方面に進路を変えようとします。
しかし、もうこの時点で分岐点まで残されていた距離は、クルマ1台分ほどしかありませんでした。
直後、白いセダンは急ハンドルを切り、強引に右車線へとレーンチェンジを試みます。
その時、右車線には白いセダンと並走する形で黒いバンが走行していました。セダンのドライバーはろくに目視しなかったようで、バンには気づかなかったようです。そのままバンの左側面に衝突しました。
衝突の反動でセダンは跳ね返り、JCTの分岐部に正面から激突します。分岐構造物に乗り上げ、車体が大きく傾いて土煙が舞い上がりました。そのまま右方向に転がるように転覆し、右側の2車線をふさいだ状態で停止しました。
停止した直後、後続の大型トラックと白いミニバンが急速に接近します。両車とも急ブレーキをかけて回避を試みたところで映像は終了しており、その後の状況は明らかになっていません。
一連の事故の起点となったのは、白いセダンによる「JCT直前での急な車線変更」でした。そもそも事故現場では、車線変更可能な「破線」の区間がすでに終わっています。
身勝手な行為で、単独事故にとどまらず、周囲のクルマを巻き込み、さらに首都高の重要なJCTを封鎖するという深刻な事態につながってしまいました。
事故によって通行止めになれば、迂回が必要になり、周辺で渋滞が発生するでしょう。
また、車線変更するにあたっては死角のクルマを確認しなかったことも問題です。そもそも、前のトラックとの車間距離を確保していなかったことなど、複数の危険な行動が重なっていた点も見逃せません。
首都高は公式SNSに映像を公開したうえで、次のように注意を促しています。
「急な車線変更により周辺車両を巻き込む接触事故が多発してます!
車線変更を行う際は、ミラーおよび目視での確実な安全確認! 早期の合図で周囲への意思表示! 余裕をもったタイミングでの車線変更を!
急なハンドル操作による車線変更は重大事故につながるため、絶対にやめてください!」
首都高のJCTは構造が複雑で、しかもJCTや入口・出口が連続するケースもあり、初めて走るドライバーには分かりづらく、間違える場面も少なくありません。
首都高では公式ウェブサイトやSNSなどを通じて、事前のルート確認を推奨しています。不慣れなドライバーは、出発前に経路を十分に調べておくことが重要です。
もし進行方向を誤ったと気づいた場合は、動画のように無理に車線変更をするのではなく、潔く次の出口まで走り続ける判断が安全につながります。
多少の時間のロスが生じたとしても、事故を起こすよりははるかに軽微な代償で済みます。







































