日産「“新型”セレナ」に注文“殺到”!? 「ノア・ヴォク」は“納期未定・受注停止”のなか「1〜2か月で納車」も可能? 新デザイン採用の“改良モデル”最新の納期は? 販売店に聞いた
2026年2月にマイナーチェンジが行われた日産のミドルサイズミニバン「セレナ」について、販売店に最新情報を聞いてみました。
子育て世代の味方!マイナーチェンジ後のセレナは1〜2ヶ月ほどで納車が可能
2026年2月12日にマイナーチェンジモデルが発売された、日産のミドルサイズミニバン「セレナ」。
最新の納期について、販売店に最新情報を聞いてみました。
日産セレナは、実は1991年にデビューした当時、「バネットセレナ」のモデル名でした。その後、1994年5月に実施されたマイナーチェンジのタイミングで、モデル名がセレナへと変更され、現在にいたります。
バネットセレナ時代も含めると、デビューして35年の歴史を持つモデルでもあるのです。
2代目セレナが1999年6月、3代目が2005年5月、4代目が2011年11月と、5〜6年周期で順調にモデルチェンジを重ねて行きます。
そして、先代モデルにあたる2016年5月にデビューした5代目セレナは、ハイブリッド「e-POWER」や先進運転支援「プロパイロット」を搭載したことで大ヒットモデルとなり、名実ともに日産を代表するミニバンとして、また売れ筋のモデルとして欠かせない存在となります。
事実セレナは、日産において国内市場の売上げを支えるモデルのひとつであり、2025年は7万1465台、2024年は8万899台、2023年は7万5673台と、国内市場において「ノート」の次に売れているのです。
ミニバンとしてのポジションを確立したセレナは、2022年11月に満を持して6代目へとフルモデルチェンジし、現在にいたります。
6代目セレナは、内外装の一新やプロパイロットの機能向上、効率化や力強い走りとなった第2世代のシリーズ式ハイブリッド「e-POWER」を採用するなど、さらなる進化を遂げています。
その後、2024年10月には、日産独自の電動四輪制御技術「e-4ORCE」を搭載した4WDモデルが新設定され、滑りやすい路面だけでなく、力強い加速やカーブでの安定した走りや揺れの少ない乗り心地を実現しています。

そして2026年2月に行われたマイナーチェンジでは、最上級モデル「LUXION(ルキシオン)」と売れ筋のグレードである「ハイウェイスターV」のエクステリアデザインを刷新し、フロントグリルとホイールの意匠が変更されました。
なかでもルキシオンは「テーラーフィット」素材を仕様した専用内装を採用しています。
機能面においては、Google搭載の最新「Nissan Connect インフォテインメントシステム」の採用や、安心かつ安全な運転を支援するための最新のカメラ技術を用いた「インテリジェントアラウンドビューモニター」を搭載しています。
ボディカラーも変更されており、全グレードに新たに3色を設定しています。
マイナーチェンジ後のグレード展開は、2リッターガソリンモデルの
「X」「XVパッケージ」「ハイウェイスターV」、1.4リッターエンジンのe-POWERを搭載するハイブリッドモデル「e-POWER X」「e-POWER XVパッケージ」「e-POWER ハイウェイスターV」「e-POWER ルキシオン」を設定。
2リッターガソリンモデルおよびe-POWERモデル両方ともに2WDと4WD(e-POWER車はe-4ORCE搭載・ルキシオンは設定なし)を用意しています。
セレナのボディサイズは、全長4765mm×全幅1695-1715mm×全高1870-1885mm、ホイールベース2870mmです。
車両本体価格は、278万5200円から499万8400円です(いずれも消費税込み)。
マイナーチェンジ後のセレナ、納期はどれくらいなのでしょうか。5月下旬に首都圏にある日産ディーラーに問い合わせてみました。
「トヨタの『ノア』や『ヴォクシー』をご検討されていらっしゃるお客様が、セレナも見ておこう……という流れでご来店いただくケースが増えています。
ご主人様としてはヴォクシーが欲しいけれど、納車まで時間がかかる…。セレナがどんなものか見てみよう…。納車が早いということで決めていただいております。全モデル、1〜2ヶ月でご納車が可能です。
売れ筋のグレードは、今回のマイナーチェンジでも手が加えられたe-POWERハイウェイスターVとe-POWER ルキシオンですね」
ほかの日産ディーラーにも問い合わせてみました。
「マイナーチェンジにともない、値上げはあったのかというお問い合わせをよくいただきます。
セレナの人気のグレードでもあるe-POWERハイウェイスターVは約4万円、e-POWER ルキシオンは約16万円の値上げです。
e-POWERハイウェイスターVに関しては原材料の値上げに伴うものですが、e-POWERルキシオンは、Nissan Connect インフォテインメントシステムなど、装備のアップデートが含まれています。
我々も心苦しいのですが、お客様にも『こればかりは仕方ないか……』と、一定のご理解をいただいていると考えております。
他社さんのモデルの納期が長引いていますが、セレナは1〜2ヶ月でご納車できますので『すぐにでもミニバンが欲しい』というファミリー層の方にご支持いただいている印象を受けます」
子育て世代にとって、納期未定や、納車まで1年といったメーカーの都合に合わせている余裕はありません。
2人目の子どもが産まれて、これまでのクルマでは手狭になってしまった。
スーパーやショッピングモールなど、狭い駐車場でも子どもたちがスムーズに乗り降りできる(ヒンジドアだと、うっかりドアパンチしてしまう可能性があるからです)。
3世代で出掛けることがあるからサードシートが欲しい……などなど、1日でも早く納車して欲しいという切実な事情があります。
半年も待てないけれど、1〜2ヶ月なら待てる。そういう家庭も多いのではないでしょうか。
比較的短期で納車できる。これもセレナにおける重要なポイントであることは確かです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。





































