北海道の“南側”「日高道」が開通! 「31分劇的ショートカット」で苫小牧アクセスを大幅改善!JRが「高波で廃線」になった日高・新冠エリアが延伸 いちご&競走馬輸送も便利に

2026年2月28日、北海道で敷設工事が進められている自動車専用道路「日高自動車道」で、日高厚賀IC~新冠(にいかっぷ)IC間の延長9.1kmが開通を迎えました。

国内有数の馬産地を通る自動車専用道

 国土交通省 室蘭開発建設部は2026年2月13日、北海道の道央エリアで敷設工事を進めている「日高自動車道」のうち、日高厚賀IC~新冠(にいかっぷ)IC間の延長9.1kmが、2月28日に開通すると発表しました。
 
 同日15時から一般開放され、供用が開始されています。

 日高道は、国土交通省が管轄する一般国道235号として指定されている自動車専用道路です。

 広域的な交通ネットワークの整備と、日高地域と道央地域のアクセス性の向上を目的に、北海道の苫小牧市から浦河町を結ぶ計画で、これまでは道央道の苫小牧東ICから日高厚賀ICまでの約60kmを供用していました。

日高道の開通当日のようす(画像:国土交通省 室蘭開発建設部)
日高道の開通当日のようす(画像:国土交通省 室蘭開発建設部)

 今回開通を迎えたのは、延長9.1kmにおよぶ日高厚賀IC~新冠IC間で、新設された新冠ICも同日から供用開始となりました。これまで同ルートでは一般道を利用して1時間50分ほどかかっていましたが、日高道を利用することで31分も短縮できます。

 日高道が敷設される日高町や浦河町は日本有数の馬産地として知られており、全国にある競馬場で活躍する競走馬たちの故郷である生産牧場が軒を連ねます。

 馬たちの輸送には専用に設えられた馬運車を利用するものの、一般道を利用する場合は赤信号による停止や輸送中の揺れなどで、馬にストレスによる不調や負傷といったリスクがつきまとうため、地域産業の主軸を担う馬たちを安全かつ効率的に輸送できるルートとしても期待が寄せられています。

 ほかにも浦河町・様似町で盛んに生産されているブランドいちご「すずあかね」は、夏季には北海道の道外出荷量の約8割を占めるといい、流通利便性向上によって地元農産業の支援につながると期待されています。

 また、日高地域には心筋梗塞や脳卒中など急性期医療を担う施設が少なく、同症例による死亡率が全国平均より高い状況が続いていることから、日高道の延伸によって苫小牧市や札幌市にある高次医療施設への速達性向上は、地域で暮らす人々にとってうれしい変化と言えるでしょう。

 さらに、同エリアの公共交通機関はJR日高本線がありますが、2021年に鵡川駅から先の様似駅までが高波の影響で廃線になっており、クルマもしくは本数の少ないバスに頼るしかありません。日高道の開通で、苫小牧方面に格段行きやすくなることで、生活もしやすくなります。

 日高道は現在、新冠ICより東に位置する静内IC(仮)、東静内IC(仮)が事業中となっており、今後も順次延伸が進められていく見込みです。

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Writer: 春山優花里

フリーランスの編集記者。WEB媒体を中心に15年以上メディア業界で働くなんでも屋。幼少期に叔父の書斎で見た膨大なミニカーコレクションに圧倒され、クルマやバイクに興味を持つ。漫画やアニメ、ゲームが好き。

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