全長5m超え「高級ミニバン・モデルD」実車展示! “鴻海”手掛けるクルマが勢揃い!? 日本にはEVバスを導入へ 台湾で見た実力とは
IT機器製造の世界最大手、台湾「鴻海(ホンハイ)」がEV事業を急拡大しています。台北の展示会で実車を取材すると、三菱自動車が展開予定のコンパクトEVや、三菱ふそうと国内で共同製造するEVバスなど、日本メーカーとの深い関わりが見えてきました。ホンハイ製EVの最新動向をレポートします。
アルファードより大きなミニバン!? 高級ミニバンEV「モデルD」どんなモデル?
BRIAの隣に展示されていたのが、高級ミニバンEV「モデルD」です。
こちらもデザインはピニンファリーナが担当しています。
全長は5195mm×全幅1995mm×全高1785mm、ホイールベースは3200mmというボディサイズ。
旋回性を向上させるために、後輪操舵機能があり最小回転半径は4.99m。
また、乗り心地と走破性を目的に、エアサスを採用して50〜100mmの幅で調整できるという基本設定です。
2025年4月時点では、2027年にアメリカで発表予定としていますので、アメリカの自動車ブランドから登場するのかもしれません。
日本で走るとなると、かなりの大柄ですが、トヨタがアメリカから左ハンドル仕様のフルサイズピックアップトラック「タンドラ」を輸入すると決定していることもあり、ホンハイのモデルDをベースとする大型EVミニバンに対する声が日本でも挙がるかもしれません。

そのほか、小型EVバス「モデルU」が展示され、車内に入り椅子に座ることも可能でした。
2026年1月22に三菱ふそうがホンハイとの記者会見で明らかにしたように、両社でEVバスを製造する新会社を設立し、三菱ふそうの富山市内の製造拠点で開発と製造を行うことが決まっています。
現在、ホンハイが手掛けるEVバスは、2022年に公開され台湾市内の公共交通機関ですでに採用されている「モデルT」があり、ここに「モデルU」が加わるかたちです。
そのため、日本でも2027年以降を目処に、ホンハイのEV関連技術を使うEVバスが走り出すことになりそうです。
このように、日本でも近い将来、様々な形でホンハイに関連したEVに出会う機会が増えるでしょう。
Writer: 桃田健史
ジャーナリスト。量産車の研究開発、自動車競技など、自動車産業界にこれまで約40年間かかわる。
IT、環境分野を含めて、世界各地で定常的に取材を続ける。
経済メディア、自動車系メディアでの各種連載、テレビやネットでの社会情勢についての解説、自動車レース番組の解説など。


































