三菱「“新型”クロカンSUV」まもなく登場! “三菱の象徴”「パジェロ」が5年ぶりに復活へ!? 相次ぐ「匂わせ」&「伏線回収」でいよいよ正体が明らかに? どんなモデルなのか
三菱自動車工業は、旧車を中心とするイベント「オートモビルカウンシル2026」でブースを出展し、本格クロスカントリーSUV「パジェロ」を中心とした展示を行いました。かねてより復活が噂される新型パジェロの布石とも言われています。
「パジェロ復活」ほぼ確実か
三菱自動車工業(以下、三菱)は2026年4月10日から12日にかけ、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された旧車を中心とするイベント「オートモビルカウンシル2026」で、ブースを出展しました。
ブースではクロスカントリーSUV「パジェロ」を中心とした展示が行われ、登壇した岸浦 恵介新社長が「クロスカントリーSUV」を年内に導入すると明言しました。
パジェロは1982年に登場したクロスカントリーSUVです。1950年代に当時の警察予備隊(現:自衛隊)に納入された経歴を持つ三菱「ジープ」に端を発するモデルで、この旧来のジープを一新し、乗用車のようなスタイルと本格的な悪路性能を両立しています。
また、初代モデルから世界で最も過酷といわれる「パリ・ダカールラリー(現:ダカールラリー)」では幾度もの総合優勝を飾るなど、モータースポーツにおいても輝かしい結果を残しています。

1991年に登場した2代目では、切り替え式の「スーパーセレクト4WD」を初採用したほか、都会にも映えるデザインを採用したことで大ヒット。1990年代のオートキャンプブームやRV(現在のSUV)ブームも相まって、高額な車両ながら一時は新車販売台数ランキング1位に輝いています。
その後、1999年には3代目、2006年には最終型となる4代目が登場。3代目の途中から4代目までは、排気量を3.8リッターまで拡大したV型6気筒エンジンを搭載するなど、三菱のフラッグシップに位置づけられるモデルとなりました。
しかし、製造を担当していた岐阜県の子会社「パジェロ製造」が工場を閉鎖することとなり、日本仕様車は2019年9月に生産終了。2021年7月には輸出向けのモデルの生産も終了され、39年におよぶ歴史に幕を閉じました。
いっぽうで、パジェロは三菱を象徴する車種であることから根強いファンも多く、かねてより復活を願う声が多数寄せられています。
折しも三菱は軽SUV「デリカミニ」や四輪駆動ピックアップトラック「トライトン」など、かつてのような「三菱らしい車種」を相次いで発売していることからも、三菱の取り組みに期待されているところでした。
そんななか、2025年の秋頃に新聞やテレビなど、一部のメディアで「パジェロ復活」と報道されたこともあり、ここへきてパジェロの話題も増えはじめています。
そして2025年10月の「ジャパンモビリティショー2025」では、三菱ブースの報道向け発表会で、プレゼンテーションの最後に大型SUVの姿が映されたほか、2026年1月1日には、大型SUVの走行シーンを収めた動画を公開するなど、徐々にその登場の現実味が増しています。
同月の「東京オートサロン2026」では、加藤 隆雄社長(当時)が2026年に新型クロスカントリーSUVを投入する計画を示し、パジェロファンを再び大いに湧かせています。
そして今回のオートモビルカウンシルでは、「ブランドレガシーから見る過去~未来の三菱自動車らしさ」をテーマに、初代および2代目パジェロを展示したほか、パジェロの源流となった1953年式の「J11デリバリ・ワゴン」や1973年にはじめて「パジェロ」の名称を用いたコンセプトカー「パジェロI」が登場。
直接的に「パジェロ」の名称は出さなかったものの、実質パジェロオンリーの展示内容となりました。
またブースも、昨年のジャパンモビリティショー2025や今年1月の動画で披露した大型SUVのライトと類似するデザインのボードを設置するなど、ところどころにパジェロ復活の布石とも取れる「匂わせ」の演出を取り入れています。
そして開幕時の報道向けカンファレンスの場で、今年4月より社長へ就任した岸浦 恵介氏は「新型クロスカントリーSUVを年内発表する」と明言。ブースの展示やこれまでの三菱の動きからすると、新型パジェロの登場はほぼ確実となっています。
また、近頃では三菱の工場がある愛知県岡崎市周辺で、三菱車と思われる大型SUVのカモフラージュ車両が走行しているのも目撃されており、関係者筋によるとトヨタ「ランドクルーザー300」をテスト車両の同伴車として用いているとの情報もあり、新型パジェロはフラッグシップ級のモデルになることが予想されています。
現在のところ、まだ新型クロスカントリーSUVがパジェロであるとの公式発表はありませんが、2025年秋の報道から現在に至るまで、“伏線”を徐々に回収している状態にあり、今後の動向に注目が集まります。
Writer: くるまのニュース編集部
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