1リッターで20.4km走る「クーペSUV」に注目! 全長4.7mのトヨタ「クラウンスポーツ」サイズ&“流麗ボディ”採用! 1.2L「ターボ」エンジン搭載のプジョー「408」どんなクルマ?

「解き放たれた新種」というキャッチコピーを掲げ、2023年に日本へ上陸したプジョー「408」。セダンでもSUVでもない独創的なフォルムを持つこの一台は、プジョーが1934年から築いてきた「4シリーズ」の長い歴史のなかで誕生した最新作ですが、はたしてどのようなモデルなのでしょうか。

唯一無二のプロポーションが放つ存在感

 プジョーは、独創的なデザインと「猫足」と称されるしなやかな乗り心地を追求したモデルを数多く輩出してきたフランスの自動車メーカーです。

 その最新世代を象徴する「408」は、2022年に欧州で発表され、翌2023年に日本市場へ投入されたクロスオーバー・ファストバックです。

 特筆すべきはそのパッケージングです。全長4700mm×全幅1850mm×全高1500mmという堂々とした体躯を持ちながら、最低地上高はSUV並みの170mmを確保しています。この絶妙な数値設定が、クーペのような流麗なシルエットと、ダイナミックな走行性能の両立を可能にしました。

 このサイズ感は、国産車でいえばトヨタ「クラウンスポーツ」(全長4720mm×全幅1880mm×全高1565mm)といったミドルサイズSUVに極めて近い設定です。しかし、一般的なSUVが全高1600mm前後に達するのに対し、408は全高を1500mmに抑えています。

 さらに全幅が1850mmとなっている点は、日本の都市部にある標準的なパレット式の立体駐車場への入庫に対応。フラッグシップ級の存在感を放ちながらも、実用性を損なわないサイズとなっています。

1.2L「ターボ」エンジン搭載の「クーペSUV」とは?
1.2L「ターボ」エンジン搭載の「クーペSUV」とは?

 プジョーのモデル名は、1929年登場の「201」以来、真ん中に「0」を挟んだ3桁の数字で構成されてきました。

 ミドルクラスを担う「4シリーズ」も、1934年の「401」から始まり、モデルチェンジのたびに末尾を402、403……と増やし、2000年代の「407」まで歴史を刻んできました。

 しかし、本来なら「409」となるはずの現行モデルは「408」を名乗っています。これは2012年に発表された命名規則の変更によるものです。

 主要モデルの末尾を「8」で固定するという新ルールにより、408という名称はプジョーの伝統を継ぐ最終的なネーミングとなったのです。

「408」という車名はかつて中国市場向けセダンとしても用いられてきましたが、欧州で発表された現行「408」は、クロスオーバー・ファストバックとして新たに展開されています。

 1955年の「403」で採用されたピニンファリーナによる美意識や、ダカールラリーで2連覇を達成した「405」の動的質感を現代的に再解釈。最新の「i-Cockpit」を纏い、まさに「新種」へと生まれ変わったのです。

 走りの心臓部には、1.2リッター直列3気筒ターボ(130ps/230Nm)のガソリン仕様に加え、最新の「48Vマイルドハイブリッド」仕様が導入されています。

 このハイブリッドモデルは、1.2リッター直列3気筒ターボにモーターを組み合わせ、システム合計で145psを発生。WLTCモードで20.4km/Lという優れた燃費性能を実現しています。

 ラインナップと価格帯(消費税込)は、純ガソリン車の「408 GT」が504万円から、「GT HYBRID」が544万円から設定されており、特別色「セレニウムグレー」を採用した100台限定の特別仕様車「GT HYBRID セレニウムエディション」(550万500円)なども展開されています。

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 さらに2026年1月には、欧州でマイナーチェンジモデルが発表されました。

 この改良では、プジョーの象徴である「3本爪」の意匠を強化した最新デザインへのフェイスリフトなどが実施されています。また、日本未導入のBEV(電気自動車)モデル「e-408」も改良を受け、航続距離が450km超へと進化しています。

 現在、新型408およびe-408の日本導入についての公式アナウンスはありませんが、そう遠くない未来に発表されることが期待されます。

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Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

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