トヨタ「“新型”29人乗りモデル」に問い合わせ急増! 3リッターの新エンジン搭載&ディスクブレーキ採用! 待望の大進化でも「手に入らない」!? 新型「コースター」販売店での実情は?
2026年1月、トヨタは「コースター」の一部改良モデルを発売しました。しかし、発売からほどなくして、受注停止となってしまったようです。現状について販売店に聞いてみました。
進化した「コースター」が入手困難に!
2026年1月22日、トヨタは「コースター」の一部改良モデルを発売しました。
キャブオーバー型のマイクロバスであるコースターは、1969年に登場した初代を元祖とするロングセラーモデルです。
現行モデルとなる4代目は2017年に登場しており、25人乗りの標準ボディを中心に、21~29人乗りのロングボディ、13人乗りの超ロングボディ、普通貨物自動車登録(1ナンバー)が可能な「ビッグバン」、39名の幼児が乗車可能な「幼児専用車」など、用途に合わせたさまざまな仕様が用意されています。
また、2020年にはロングボディをベースとした最上級グレード「プレミアムキャビン」も追加されました。
ボディサイズは全長6255mm-7725mm×全幅2080mm×全高2630mm-2640mmです。
今回の一部改良では、力強い低回転トルクと高い環境性能を両立した3リッターの直列4気筒ディーゼルエンジンが新たに搭載されたほか、前後輪に17インチディスクブレーキを採用することで重量増に対応した制動力を確保するといった変更が行われました。

さらに、ラインナップが教習車仕様などをふくむ全16種類へと拡大し、より多くのニーズに対応することが可能となっています。
そのほか、Type-Cの充電用USB端子が用意されるなど、乗員の利便性も向上しました。
コースターの一部改良モデルの(消費税込)は、731万9400円から1090万8700円です。
新しくなったコースターですが、2026年4月現在、多くの販売店で受注を停止しているようです。
首都圏のトヨタ販売店担当者は次のように話します。
「コースターは、生産を担当している日野自動車のエンジン不正問題の影響から、生産できない状況が続いていました。
コースターのようなマイクロバスは代わりのモデルがほとんど存在しないこともあって、一部改良にともなう受注再開とともに多くのオーダーをいただきました。
その結果、一部改良モデルの発売後早々に受注停止となってしまい、今後の再開予定のめども立っていないのが現状です」
前出のトヨタ販売店担当者は「コースターを購入する際の流れは、一般的なクルマとはやや異なります」としたうえで、次のように続けます。
「まず、ご購入されるお客様には、どのような用途でコースターをご利用されるのかについて詳しくおうかがいをしています。
これは、購入にあたっての『審査』があるということではなく、運送法などの関係上、用途によって登録する内容が変わるためです。
たとえば、キャンピングカーとして使用する場合は自家用の『白ナンバー』となりますが、ホテルなどが送迎で使用する際には営業用の『緑ナンバー』で登録する必要があります。
それ以外では、保管場所(駐車場)が確保されているかについても、特に入念にチェックするようにしています。
当然のことながら、コースターを運転することができる免許をお持ちであるかどうかも事前に確認しています。
そのほか、法人のお客様がほとんどということもあって、乗用車向けの残価設定ローンはご利用できません。
これらに加えて、整備や点検については大型のリフトがある店舗のみでの対応となるといった違いがあります。
逆に言えば、それ以外は一般的なクルマと大きく変わる部分はなく、商談もすべての店舗で可能です。
ただ、やはり商用車の販売に慣れている店舗にお問い合わせいただくほうが、各種手続きなどがスムーズに進むのでよいかもしれません」
※ ※ ※
前出のトヨタ販売店担当者は「コースターを購入されるお客様は、ホテルや映像制作会社、幼稚園などが多い」と話します。
また、近年ではキャンピングカーのベースモデルとしても注目されていることから、個人のユーザーからの問い合わせも増えているそうです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。









































