“斬新ハンドル”初採用の新型「“高級”セダン」発表! 580馬力超え「高性能モデル」アリ&「光るエンブレム」!? “豪華内装”も魅力なメルセデス・ベンツ「EQS」独国で登場
メルセデス・ベンツは2026年4月14日、BEV(電気自動車)のフラッグシップセダンである「EQS」の改良新型をドイツで発表しました。どんなモデルなのでしょうか。
斬新ハンドルをドイツ車で初採用!
メルセデス・ベンツは2026年4月14日、BEV(電気自動車)のフラッグシップセダンである「EQS」の改良新型をドイツで発表しました。
2021年の初代登場以来、ラグジュアリーBEVの基準を打ち立ててきたEQSですが、今回の改良では中身のアーキテクチャから根本的な大刷新が図られています。
新型EQSの最大のトピックは、次世代の電気アーキテクチャの採用による基本性能の向上です。
とくに注目すべきは「800Vテクノロジー」の導入です。これにより最大350kWの超高速充電に対応し、わずか10分間の充電で最大320km分(WLTPモード)の航続距離を回復することが可能になりました。
新型のボディサイズは現時点では公表されていませんが、従来モデルのサイズは全長5225mm×全幅1925mm×全高1520mm、ホイールベースは3210mmとなっています。
今回のアップデートでは、バッテリーのセル化学を最適化し、主要モデルで122kWhへと容量が拡大されました。これに自社開発の新しい電動駆動ユニット(EDU)や、回生ブレーキの強化などを組み合わせることで、エネルギー効率が大幅に向上しています。
パワートレインのラインナップは、最高出力367馬力・最大トルク505Nmを発揮する新設定のエントリーモデル「EQS 400」をはじめ、408馬力の「EQS 450+」、4輪駆動で476馬力の「EQS 500 4MATIC」、そしてトップグレードとなる585馬力・800Nmを誇る「EQS 580 4MATIC」の計4モデルが展開されます。
後輪駆動モデルのEQS 450+では、WLTPモードで最大926kmという途方もない航続距離を叩き出しています。従来モデルと比べて13%もの延長となり、計算上はミュンヘンからパリまでの長距離ドライブも途中の充電なしで走り切ることが可能です。
また、走りの面でも革新的な技術が投入されました。ドイツの自動車メーカーの量産車として初めて、「ステア・バイ・ワイヤ」技術を採用しています。同システムは市場導入の数カ月後から利用可能となる予定です。ステアリングホイールと前輪の機械的な繋がりをなくすことで、路面からの不快な振動を遮断しつつ、状況に応じた最適なステアリングフィールを提供します。

さらに、この技術の恩恵としてステアリング形状がよりフラットなものになり、車内空間が広く感じられるだけでなく、メーター類の視認性や乗降性も大きく向上しています。
エクステリアデザインも洗練度を増しています。フロントフェイスは、ヘッドライトとライトストリップがより一体化したデザインへと進化しました。デイタイムランニングライトには星型のモチーフが組み込まれ、一目でメルセデスとわかる存在感を放ちます。
また、「エレクトリックアートライン」では、ボンネット上にそびえ立つ「メルセデス・ベンツ・スター(エンブレム)」が標準装備され、伝統的なSクラスのような威厳と風格を漂わせています。
インテリアでは、55インチ超の巨大なガラス面を持つ「MBUXハイパースクリーン」が標準装備され、圧倒的なデジタル空間を構築しています。さらに、AIを組み込んだ新OS「MB.OS」の採用により、ドライバーの意図を先読みしてきめ細かくサポートするなど、使い勝手も大きく向上しました。
快適装備の面では、フロントシートの「シートベルトヒーター」を新たに採用。寒い日でもベルトが最大44度まで温まり、乗員を優しく包み込みます。また、車載バッテリーの電力を家庭や電力網へ供給できる双方向充電機能「V2H」や「V2G」もサポートしています。
新型EQSのドイツでの価格は、新たに設定されたEQS 400の9万4403ユーロ(約1767万円 ※2026年4月上旬現在)からとなっています。日本市場への導入時期や詳細については、今後の公式アナウンスが待たれるところです。
Writer: くるまのニュース編集部
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