新型エンジン搭載! トヨタ“新型スライドドアバン”「“プロ”エース」! 斬新「大口顔」採用&2.2リッターで「180馬力」! 約590万円の「商用バン」ポーランドモデルとは
トヨタのポーランド法人は2026年2月23日、燃費を改善した新型エンジン搭載のLCV(ライト・コマーシャル・ビークル=小型商用車)「プロエース」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
180馬力の「直4」搭載!
トヨタのポーランド法人は2026年2月23日、燃費を改善した新型エンジン搭載のLCV(ライト・コマーシャル・ビークル=小型商用車)「プロエース」を発表しました。
プロエースは、トヨタが欧州で展開する商用車です。設計・生産はプジョーやシトロエン、フィアットなどを傘下にするステランティスグループが行っており、そこからトヨタに供給されています。いわゆるOEM(相手先ブランドによる生産)車です。
今回の発表は、「D-4D」と名付けられた高圧コモンレール式直噴ディーゼルエンジンの刷新です。排気ガス規制の厳格化を受けて、従来の2リッターエンジンに代わって、2.2リッターエンジンを新たに搭載します。
最高出力はチューニングによる2種類あります。ひとつは最高出力150馬力、最大トルク370Nmを発生する仕様で、6速MTと組み合わせています。従来の2リッターエンジンと比較して6馬力アップ、30Nmアップを果たす一方で、平均燃費は1リッターあたり20.8kmと、従来(16.1km)から大幅な改善を実現しました。

もうひとつは最高出力180馬力、最大トルク400Nmを発生する仕様で、8速ATを組み合わせています。従来の2リッターエンジン高出力仕様と比較して3馬力アップ(最大トルクは同一)とし、平均燃費は1リッターあたり15.3kmと、こちらも従来(13.7km)から改善しています。
いずれも最新の排出ガス基準ユーロ「ユーロ6e-bis」をクリアしており、環境負荷を低減しながら、商用車に求められる力強いトルクと長距離走行での信頼性を両立させています。
なお、1.5リッターディーゼルエンジン(最高出力120馬力、最大トルク300Nm)は引き続き設定します。
バリエーションは豊富で、リアスライドドアが運転席側のみの商用車仕様のほか、助手席にも備えた乗用車仕様の「プロエース ヴァーソ」もラインナップします。
税抜き価格は1.5リッター車が13万9500ズウォティ(約590万円 ※2026年4月上旬現在)から、2.2リッター車が14万5400(約620万円)から。
環境性能の向上は、燃料コストの削減だけでなく、都市部で広がる排出ガス規制区域への乗り入れにおいても大きなメリットとなります。 新エンジンの採用により、欧州市場での競争力強化が期待されます。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。















































































