「横断歩行者妨害」「ながらスマホ」などに要注意! 4月6日から「春の全国交通安全運動」がスタート! 今回のポイントは?

2026年4月6日から「春の全国交通安全運動」が始まります。この期間中は交通安全に関する啓発活動のほか、警察による交通取り締まりの強化も見込まれますが、ドライバーは一体どのような点に注意すべきなのでしょうか。

4月1日からは自転車の交通違反に「青切符」制度も導入! 交通ルールの再確認を

 2026年4月6日から4月15日までの10日間、「春の全国交通安全運動」が開催されます。

 全国交通安全運動は交通事故防止を目的として、国民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールや正しい交通マナーを習慣づけるための運動であり、毎年春と秋の2回実施されています。

 上記期間中には、啓発イベントや交通安全教室などがおこなわれるほか、全国で交通違反に対する取り締まりの強化が図られます。

 車両の運転をする人にとっては気になる運動といえますが、一体どのような点に注意して運転すれば良いのでしょうか。

4月6日から「春の全国交通安全運動」がスタート! (画像はイメージ、Beautiful-Scenery-Japan/PIXTA)
4月6日から「春の全国交通安全運動」がスタート! (画像はイメージ、Beautiful-Scenery-Japan/PIXTA)

 警察庁によると、今回の交通安全運動の重点は次の3点です。
―――
1. 通学路・生活道路における子どもをはじめとする歩行者の安全確保
2. 「ながらスマホ」の根絶や歩行者優先等の安全運転意識の向上
3. 自転車・特定小型原動機付自転車の交通ルールの理解・遵守の徹底
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 まず上記1に関して、子どもが関連する事故は年齢によって異なる特徴がみられ、小学校低学年は歩行中、小学校高学年・中学生・高校生は自転車乗車中の事故の割合がそれぞれ高くなります。

 中でも児童(小学生)の事故は新学期が始まる4月~6月にかけて増加する傾向にあり、また2021年~2025年までの死者・重傷者数の統計では、「下校中」の事故が全体の25.9%、「登校中」の事故が12.7%を占めています。

 このような背景から、交通安全運動期間中は子どもが登下校する通学路や狭い生活道路での交通取り締まりがより一層強化されると見込まれます。

 特に最近は通学路や生活道路において、警察官が自由に持ち運べる「可搬式オービス」を活用した速度違反の取り締まりが積極的におこなわれているため、狭い道であっても油断は禁物です。

 次に上記2は、携帯電話使用中の事故防止や歩行者の安全を守ることを目的とした重点です。「ながらスマホ」は周囲への注意力が低下するだけでなく、片手運転になって事故や交通の危険を生じさせるおそれがあり、厳しい取り締まりが想定されます。

 さらに歩行者を保護するため、警察が「横断歩行者等妨害等違反」の取り締まりを強化することも考えられます。

 横断歩道や自転車横断帯を渡っている、あるいは渡ろうとしている歩行者・自転車がいる場合、車両は横断歩道や自転車横断帯の手前で一時停止をして、歩行者や自転車に道を譲るようにしましょう。

 なおJAFが2025年に全国で実施した「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査」によると、信号機のない横断歩道におけるクルマの一時停止率は全国平均で56.7%であり、いまだ半数近いドライバーが停止していない状況です。

 信号機のない横断歩道の手前の道路上には、その先に横断歩道または自転車横断帯があることを知らせる「ひし形マーク」があることから、運転中にひし形マークを発見した場合は、前方に歩行者や自転車がいるかもしれないという意識を持ちましょう。

 そして上記3については、自転車や特定小型原動機付自転車(いわゆる電動キックボード)による事故が相次いでいる現状をふまえ、自転車や電動キックボードの運転者に正しい交通ルール・マナーを理解してもらうための取り組みがおこなわれます。

 一例を挙げると、警察のウェブサイト・SNSでは、自転車や電動キックボードを運転する際にヘルメットを着用することや原則として車道を通行することなど、基本的なルールの周知が図られます。

 また、4月1日からは自転車の交通違反にもクルマやバイクと同様に「青切符」制度が適用されますが、交通違反によって危険を生じさせたり、警察官に指導警告されているにもかかわらず違反行為を繰り返したりと、とりわけ悪質・危険な行為は青切符で検挙されます。

 きちんと交通ルールを守って安全運転を心がけていれば、取り締まりを過剰におそれる必要はないものの、自転車ユーザーはこれを契機に、改めて基本的な交通ルールを確認しておくと良いでしょう。

春の全国交通安全運動(出典:警視庁)
春の全国交通安全運動(出典:警視庁)

※ ※ ※

 そのほか、交通安全運動期間中は飲酒運転や車間距離不保持違反といった「あおり運転」に関連する交通違反などの取り締まりも強化されます。

 たとえ飲酒運転をするつもりがなくても、前日に飲んだお酒が体に残ったまま「二日酔い運転」をしてしまうケースも少なくないことから、飲酒の機会がある際には十分に注意しましょう。

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Writer: 元警察官はる

2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。

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