日産「新型リーフ」SUV化でどう進化? 斬新「“飛び出す”ドアハンドル」&初の「手放し運転」採用! 実質“129万円引き”で買えてコスパ最高な「最新モデル」の実力とは!
日産「リーフ」が3代目へとフルモデルチェンジしました。アリア譲りの走行性能やSUV風の外観、初の「手放し運転」など、劇的な進化と補助金による戦略価格に迫ります。
驚くほど滑らかで力強い加速感がスゴい!
リーフはモーター駆動の純粋な電気自動車なので加速は極めて滑らかで。アクセル操作に対して駆動力が機敏に反応するのもモーターの特性です。登り坂での踏み増しでも即座にパワーが立ち上がり、失速することなく軽快に登っていけます。
55kWh電池を積む「B5・X」と「B5・G」は、WLTCモードで469kmの航続距離をマーク。その動力性能は、ガソリン車の2.5リッター前後に相当する力強さです。
一方、78kWhの「B7・G」は一回の充電で685kmの走行が可能。こちらは出力も高められており、ガソリン車換算で2.8~3リッタークラスのパフォーマンスを誇ります。
重い電池を床下に配置しているため重心が低く、走行安定性も優秀です。峠道では鼻先が軽快に向きを変えますが、揺り返しが少なく挙動も乱れにくいため、高速道路の横風にも動じません。
最小回転半径は5.3m。小回り性能も高く、街中での扱いやすさも光ります。

乗り心地については、時速40km以下の荒れた路面では細かな振動を拾いやすいものの、突き上げ感はマイルド。時速60km前後に達すれば、快適なクルージングを楽しめます。
一点、留意しておきたいのがロードノイズです。エンジン音がしない電気自動車は静粛性が高い分、タイヤが路面を叩く音が相対的に目立ちやすく、気にする人がいるかもしれません。
グレード構成は、55kWh(B5)が3種類、78kWh(B7)が2種類の展開です。長距離ドライブの機会が少なければ、55kWhの「B5・X」(473万8800円/消費税込、以下同)で十分でしょう。
最廉価の「B5・S」(438万9000円)より34万9800円高価ですが、電力消費を抑えるヒートポンプシステムを搭載。インテリジェントアラウンドビューモニターなどの安全装備や、日産コネクトの機能も充実しており、実用性は非常に高いです。
2026年3月中旬時点で国から129万円の補助金が出るため、B5・Xの実質的な価格は344万8800円まで下がります。自治体独自の補助金が加わるケースもあるでしょう。
ロングドライブを重視するなら、やはり78kWhの「B7」が推奨されます。航続距離は前述の通り685km。選ぶなら最上級の「B7・G」がお勧めで、電動シートやアダプティブLEDヘッドライトなどの豪華装備が加わります。
B7・Gの価格は599万9400円。補助金129万円を差し引いた実質価格は470万9400円となります。
もし予算に余裕があるなら、40万9200円の「プロパイロット2.0」を含むセットオプションも検討したいところ。ハンズオフ運転支援が可能になるため、長距離移動の快適性と安全性は飛躍的に高まります。
2種類のバッテリーと多彩なグレードを用意し、幅広いニーズに応える新型リーフ。日本の電気自動車市場において、今なお主力車種といえるでしょう。
Writer: 渡辺陽一郎
1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、2001年にフリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を得意とする。


























































