約850万円! トヨタ「クラウンマジェスタ」に“賛否両論”の反響あり! 5年ぶり「復活」で「おじさんたちの憧れ」「感慨深い」肯定も「イメージと違う」意見も? サウジアラビアで設定の“最上級モデル”に注目
サウジアラビア市場で、トヨタ「クラウンマジェスタ」が販売されています。このモデルについて、SNSにはさまざまなコメントが寄せられています。
復活を遂げた「クラウンマジェスタ」に歓喜
トヨタは2023年、サウジアラビア市場において「クラウンマジェスタ」の名称を復活させました。
廃止から5年を経て蘇ったマジェスタについて、SNSなどにはさまざまなコメントが寄せられています。
「クラウン」は1955年に初代が登場して以来、日本を代表する高級乗用車として歩みを重ねてきました。
現行モデルはすでに16代目に達しており、従来のフォーマルなセダンに加え、クロスオーバー、スポーツ、エステートというSUV系3タイプを加えた多様なラインナップへと拡張されています。
いっぽうクラウンマジェスタは、クラウンの派生モデルとしてラインナップされていました。初めて世に出たのは1991年のことです。

「MAJESTY=威厳ある」という車名が示すとおり、クラウンシリーズの頂点に位置づけられたモデルとして登場しました。
背景には、トヨタブランドの新たなフラッグシップとなった「セルシオ」と、保守的な高級セダンとしてのクラウンとの間に生じた空白を埋める狙いがありました。
当初から専用モノコックボディと流麗なデザインを採用し、3リッター直列6気筒エンジンに加えてV型8気筒エンジンも設定。セルシオともクラウンとも異なる独自の立ち位置を確立しました。
しかし、最終型にあたる6代目(S210系・クラウン通算14代目)では専用ボディが廃止され、V8エンジンも設定から外れるなど、マジェスタとしての独自性は大きく薄れました。
そして2018年、14代目クラウンの販売終了と同時にクラウンマジェスタも廃止されています。
この廃止から5年が経過した2023年、サウジアラビア市場向けの「クラウンクロスオーバー」(現地名:クラウン)に「マジェスタ」グレードが設定されました。
日本仕様における最上級グレード「RS」同様の上位モデルをベースとしながら、パドルシフト、パワーバックドア、ドアのイージークローザーを標準装備としています。
注目すべき点は、下位グレードの「プレミアム」にはオプション設定すら存在しないヘッドアップディスプレイが、最上級グレードのマジェスタには標準で備わっている点です。ヘッドアップディスプレイをいち早く採用した初代クラウンマジェスタとの共通性を感じさせます。
パワートレインには、最高出力344ps(馬力)を発揮する2.4リッター4気筒の「デュアルブーストハイブリッド」高性能仕様を搭載します。
価格は20万2170サウジアラビアリヤル(約849万円、2026年3月上旬現在)で、下位のプレミアムグレードとの差は3万5880リヤル(約151万円)となっています。
そんなクラウンマジェスタについて、SNSでも驚きの声が多数寄せられています。
往年のマジェスタの名称が復活したことに歓喜する人も多いようで、「名前を聞くだけで感慨深い」「懐かしいです。マジェスタは最高峰でした」「かつてのおじさんたちの憧れ」「あの頃の高級感とは違うが、名前が残るのは嬉しい」といった、ノスタルジックな反応があります。
また、344馬力のハイパワー(RSグレード相当)と「マジェスタ」という強力なブランドの組み合わせに対し、「日本でもマジェスタとして売ればいいのに」「なぜ日本で売らないのか」「走りも良さそうだし、豪華装備てんこ盛りなら一度乗ってみたい」など、日本導入を望む声も見られます。
いっぽうで、「これがマジェスタ?という違和感」「名前の切り売りではないか」「イメージと違う」といったように、クラウンクロスオーバーの1モデル名として再使用されたことに懐疑的な意見もあります。
とはいえ、大径ホイールや力強いスタイルを評価し、「今の時代にはこれくらいの押し出しが必要」「意外と似合っている」といった肯定的な意見も多いです。
価格に関しては、「最上級ならそれくらいはするだろう」「マジェスタなら妥当な価格」「現地のニーズに合わせた贅沢な仕様なんだろう」など、ベースモデルよりも高価な設定となっていることに違和感を覚える人はいないようです。
総じて、「伝統ある名前の復活を歓迎する層」と、「かつてのセダンのイメージとのギャップに戸惑う層」に二分されつつ、サウジアラビアという市場においてクロスオーバーSUVという新たな形でその名を刻んでいることについて、注目が集まっています。
Writer: くるまのニュース編集部
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