斬新「ヴェルファイア セダン」に注目! 存在感ある5mボディに「4.6リッターV8」搭載! 「強い高級ミニバンの代表格」を再現したレクサスLSベースのNATS「カスタムカー」とは

「東京オートサロン2026」で大いに注目を浴びた日本自動車大学校(NATS)成田校の「ヴェルファイアセダン」を紹介します。

「高級ミニバンの代表格」をセダンにコンバージョン

 世界最大級のカスタムカーの祭典「東京オートサロン」では、自動車メーカー本体や有名ショップだけでなく、自動車整備士を育てる自動車大学校の学生が手がけたカスタムカーも数多く登場します。
 
 そのなかでも、2026年1月の「東京オートサロン2026」には、ひときわ注目を集めたクルマがありました。
 
 それが日本自動車大学校(NATS)成田校による、「ヴェルファイアセダン」です。

 カスタムカー ヴェルファイアセダンは、その名称の通りトヨタ「ヴェルファイア」をセダンにしたコンセプトが特徴です。高級ミニバンの代表格であるヴェルファイアを「セダン化」するという斬新なアイデアから誕生しました。

 ベース車両はレクサス「LS」4代目のうち、4.6リッターV型8気筒のエンジンを搭載する「LS460」となっています。同車のボディサイズは全長5060mm×全幅1875mm×全高1465mmです。

完成度の高さで注目を浴びたNATS「ヴェルファイアセダン」
完成度の高さで注目を浴びたNATS「ヴェルファイアセダン」

 まずフロントはLSの面影を一切感じさせず、現行型ヴェルファイアそのもののデザインとなっていますが、これはヴェルファイア純正のバンパーとヘッドライトを使用。バンパーは高さがあるため、不要な部分を切断して装着しています。

 ボンネットも途中で切断しており、プレスラインが自然につながるよう、一部は作り倒したとのことです。

 そしてボディサイドではフェンダーも大胆に加工。ベースのLS460とヴェルファイアのスタイルを組み合わせるため、新たに製作する部分と既存のものを加工する手間がかかっています。

 サイドステップはヴェルファイア純正品を流用。ただし長さやドアのラインとの連続性をもたせるために、作り直す作業も必要だったといいます。

 リアはフロント同様にオーバーフェンダー化するとともに、現行ヴェルファイアのテールランプを見事にインストール。バンパーは現行型LSのものを流用し、フラッグシップモデルらしい強さを感じさせるものとなっています。

 内装も外装に負けない作り込みが施されており、前後シートにはホワイトシートカバーを使用して、ドアトリムやインパネも張り替えを実施。特にリアコンソールは力を入れた部分で、「昔の高級車のようなVIP感」を意識した演出が盛り込まれています。

 東京オートサロン2026の会場ではひときわ存在感を放っていたヴェルファイアセダンですが、2026年2月には車検を取得し、公道走行可能な状態まで仕上がりました。

 さらに2月中旬には、本格的な路上復帰を前に校内のテストコースを走行する動画をSNSで公開。単にショーカーとしてのカスタムにとどまらず、1台のクルマとして問題なく走行もでき、NATSの技術力の高さを示した形です。

 なお、NATSでは毎年、東京オートサロンに向けて製作した車両の車検取得を目指しており、無事に車検が取得できたら、製作を担当した学生たちが卒業旅行としてカスタムカーで最後の思い出を作ることが伝統となっており、もしかすると公道でその姿を見られるかもしれません。

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Writer: くるまのニュース編集部

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