スバル「最新フォレスター」は“雪上性能”がスゴイ! 「フル乗車&非圧雪」でもガンガン登れる! 「まるで“WRX”みたいな走り!」と大好評の「常時四駆×ストロングハイブリッド」の実力とは!
6代目となるスバル「フォレスター」の雪上性能はどうなのでしょうか。常時四駆とストロングハイブリッドを搭載する最新モデルで試してみました。
アイスバーンの下りでも“滑らない機能”を搭載!
下りは、ゲレタクが何度も走行したことで、ガリガリ&ツルツルのアイスバーン状態になっています。そんな時はX-MODEの機能のひとつ「ヒルディセントコントロール」を活用。
アクセルやブレーキを踏まずに車速を一定にコントロールしてくれる機能ですが、これなら誰でも安心・安全に、そして難なくゲレンデを下ることができるというわけです。
とはいえ、ゲレタクはアトラクションでもあるので、(デモ走行では)スキーのターンのように走ります。普通に走らせると安定方向ですが、ブレーキで前荷重を与えると綺麗に姿勢変化を起こします。

ただし、これは流れ出しもゆっくりかつ一定なので、完全にドライバーのコントロール下にある状態での話です。
この辺りは、左右の重量バランスに優れるシンメトリカルレイアウトに加え、絶対的な剛性と剛性バランスを両立したフルインナーフレーム構造SGP(スバルグローバルプラットフォーム)、レスポンスに優れる電磁多板クラッチ式AWDシステム、ロールやピッチを抑え背の高さを感じさせないサスペンションセッティング、そして「周りの状況が解りやすい」「クルマの四隅が把握しやすい」といった視界性能を含めた総合力が、過酷な条件であればあるほど際立つと感じました。
ちなみにフォレスターはVDC(横滑り防止装置)を完全にOFFにはできませんが、ドライバーにコントロールの幅を持たせながらも、本当に危ない時にはしっかりと介入して安定方向に戻すという優れものでした。
乗客からは、「まるでWRXみたいな走り」「フォレスターがこんなにコントローラブルだと思わなかった」「よく曲がるし、よく止まる」と大好評。
そして、ほとんどの人が「怖い」ではなく「楽しい!」と笑顔でした。そう、この楽しさは安全があってこそ成り立っているのです。そうでなければ、筆者もお客さまを乗せてトリッキーな走りはできません。
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総じて、スバルの「安心と愉しさ」は極限状態でも変わりません。もちろん無理は禁物ですが、フォレスターは数ある乗用SUVの中で、過酷な道でも「行けるかも?」ではなく「行ける!」と確信できる数少ない1台でしょう。
スバルのAWDの歴史は1972年に始まりました。当時目指したのは「ジープ並みの積雪地での走破性と、乗用車の快適性の両立」です。この思想はスバルのSUVシリーズ全てに受け継がれていますが、個人的にはそのなかでもフォレスターが一番「忠実」で「色濃く」再現されていると思っています。
ちなみに、フォレスターの納期(2026年2月10日現在)は「詳細は販売店にお問い合わせください(=かなりの長納期)」という状況ですが、待ってでも欲しいモデルだといえるでしょう。
Writer: 山本シンヤ
自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるために「自動車研究家」を名乗って活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。







































































