スマホより「安い」!? “爆安”の三菱「デリカ」どんなモデル? 20万円台で買える「本格SUVミニバン」が凄すぎる!
最新のスマートフォンは30万円を超えることも珍しくありませんが、中古車市場ではかつての人気ミニバンが同等の予算で狙える状況です。三菱「デリカD:5」の中古モデルは、今どのような概況なのでしょうか。
20万円台で買える「SUVミニバン」!?
今やスマホもすっかり高くなりました。iPhoneの最上位機種「Pro Max」は19万4800円から、最も容量の大きい2TBモデルでは32万9800円に達します。いっぽうで中古車市場に目を向けると、支払総額20万円台であの三菱「デリカD:5」が買えるケースがあります。
2007年1月31日に誕生したデリカD:5は、「ミニバンの優しさ」と「SUVの力強さ」の融合を開発テーマとしたオールラウンドミニバンです。
環状骨格構造「リブボーンフレーム」による高いボディ剛性と、スクエアな箱型ボディに高い地上高を組み合わせたスタイルは、フルモデルチェンジを行わず改良を重ねて販売が続く今も、唯一無二の存在感を放っています。
今回注目するのは、2010年から2012年式にかけてのモデルです。この時期のデリカD:5は、4WDモデルに加えて2WD(FF)シリーズの「C2」にも注力されていたタイミングにあたります。

この時期のモデルのボディサイズは全長4730mm×全幅1795mm×全高1870mm(2.4リッター/4WD車)と、扱いやすいサイズながら広大な室内空間を実現しているのが特徴です。
この年式・価格帯において多く見られるグレードは、2.4リッターガソリンエンジン(最高出力170ps・最大トルク23kg・m)を搭載した2WDシリーズの上級仕様「2.4 C2 G」です。
ディスチャージヘッドライトや18インチアルミホイールを標準装備した充実の仕様で、当時の新車価格はおおよそ270万〜280万円台でした。
また、都会的なオンロード仕様として人気の高い純正カスタムモデル「ROADEST(ローデスト)」もあります。
ローデストは、専用のフロントバンパーやメッキグリル、サイド・リアエアロを装備したスタイリッシュな佇まいは、オフロードイメージの強いデリカのなかで独自の魅力を放っており、当時の新車価格は約320万円台に達していました。
走行距離だけに着目して中古車市場を見ると、10万〜13万km台の個体が、車両本体価格20万円台で流通しています。
デリカ D:5の2010〜2012年式、ないしは走行距離10万〜13万km台の個体なら、諸費用を含めた支払総額でも20万〜30万円台前半に収まるケースが多い傾向で、まさに最新スマホ1台分、あるいはそれ以下の予算で手に入る計算となります。
もちろん、10万kmを超える走行距離ゆえ、メンテナンス状況の確認は欠かせません。しかし、高い悪路走破性を武器にキャンプやウィンタースポーツ愛好家から強い支持を集めるデリカD:5が、この予算で手に入るのは中古車ならではの醍醐味です。
最新のデジタルデバイスを手に入れる予算で、家族や仲間と遊び尽くせる「最強の道具」を手に入れる。そんな賢い選択肢として、初期から中期にかけてのデリカD:5は、今あえて注目したい1台といえるでしょう。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。
















